スギ花粉でセシウム飛散!放射能 内部被曝の危険!

スギ花粉から高濃度放射性セシウムが検出された問題で現在花粉による内部被曝の心配の声が上がっています。

林野庁は12月27日、福島県内の87箇所のスギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果(中間報告)を発表しました。

その結果によると、最高値は福島県双葉郡浪江町小丸で1キロあたり25万3000ベクレルという極めて高い濃度の放射性セシウムが検出されました。

スギ花粉によるセシウム内部被曝の危険はどの程度なのでしょうか?
またスギ花粉のセシウム分布マップ(地図)を掲載します。
※テレビで放送されていたマスクについた放射性物質の写真を追加掲載しました。
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大阪で放射性物質セシウム検出

大阪で福島原発事故で飛散した放射性物質セシウム134とセシウム137が検出されました。

検出された場所は大阪・東成区の大阪府立公衆衛生研究所の屋上に設置された計測器で、先月1日から1ヶ月間に集めたサンプルから検出されました。

大阪での放射能による被曝は現段階では問題なし

セシウム134は、これまで検出されたことがなく初めて検出されたようです。さらに今回検出されたセシウム137は通常時の100倍とのことですが、これらの物質が出す放射線を1年間受け続けたとしても、自然界から受ける放射線量の1万分の1以下ということから現段階で問題になる量ではありません。

やはり風により飛散してきたようです。
今後も計測していくようなので、もし続報があれば掲載していきます。

ドイツ気象局による放射能飛散予測

ドイツ気象局による放射性物質拡散予測が毎日発表されております。
何度かコメントにも頂きましたので、飛散予想が見れるサイトと、データについての詳細を記載いたします。

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福島原発の放射能海洋汚染範囲について

福島原発周辺の海から3355倍の放射性ヨウ素が検出され、海洋汚染の問題が表面化してきました。
ここまでの海洋汚染は世界でも類を見ないほどだと言われていますが、実際にその汚染範囲と、海洋汚染についての説明をいたします。

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チェルノブイリ原発

チェルノブイリ原発について、今回で3回目の更新になります。
今回は世界最大の原発事故であるチェルノブイリ原発は、どのような事故で、実際どのような被害があったのか、またどのような事後処理がされたのかについて、福島原発の今後の予想される事後処理とともにご紹介します。

過去の記事はこちら
チェルノブイリ原発の被害範囲について
チェルノブイリ原発事故以上になる可能性

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福島原発】チェルノブイリ原発よりも危険な放射性物質プルトニウム飛散

福島原発3号機の燃料はチェルノブイリ原発の燃料よりも猛毒な放射能物質であるプルトニウムが使用されています。

現在、消防庁などが決死の覚悟で放水を行い、燃料プールに水が貯まり放射能量は少し低下してきました。
ですが、3号機の圧力上昇により、これから圧力を低下させるために、ベント(弁を一時的に開けて圧力を低下させること)を行うようです。

※追記:たった今入った情報ですが、圧力を下げる作業を予定していた東電は「現在の3号機は直ちに放出が必要な状態ではない」と判断し、当面の間、放出は行わないことになったようです。今後圧力がさらに上昇するとベントするようです。

もしベントを行うと燃料であるプルトニウムが蒸気に混じり放出されることになります。
最大でこれまでの100倍もの放射能物質が出てくるとのことです。

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チェルノブイリ原発事故以上になる可能性とその被害範囲と避難範囲

福島原発事故がチェルノブイリ原発事故以上になる可能性について発言される方が増えてきました。

私はチェルノブイリを超える可能性はほぼ0に近いと考えておりましたが、いろいろと新しい問題が発生する中で0ではないと考えが変わってきました。その理由と実際にそうなる可能性ともしそうなった場合の被害範囲避難範囲を記載いたします。

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