福島原子力発電所は東北関東大震災によりスリーマイル島原発事故を越える世界第二位の原子力事故になりました。
現在20km以内の住民は被曝の恐れがあるとして避難命令が出されました。
現在も問題は解決しておらず、さらに被害が大きくなる可能性が十分にあります。
そこで懸念されるのが、
福島原発はチェルノブイリ原発事故と同じ核爆発(即発臨界)を起こすのか?
その場合はどこに避難をすれば被曝しなくて済むのか?
ということです。
答えは、福島原発はチェルノブイリ原子力事故と同じ事故にはらない。
ですが、
限りなく近い大事故になる可能性は十分にあります。
その理由ともしそうなった場合の避難範囲を説明いたします。
福島原発はチェルノブイリ原発事故と同じ規模になる理由
3月16日現在、1号機は燃料棒70%損傷、2号機は燃料棒30%損傷と圧力抑制室爆発と海水を注入できず空焚き状態、3号機は冷却中、4号機は火災発生後消化したが燃料を冷やすプールが作動していないので現在燃料の温度が上昇中で水素爆発が一度あり、一刻も早く冷やさないといけない状態。
この中で現在問題なのは2号機の海水を注入できていない状態と4号機の燃料が冷却できていない状態です。※3号機は状態が悪化したため下記に追記しました
1号機は海水を注入できているので今後さらに大きなことになる可能性は他と比べるとまだ少ないです。
※ただ、一号機は70%も燃料が損傷しているので、放射線物質を大量に出している状態です。
問題の2号機は空焚き状態で、内部の燃料の温度が上昇し続けているので内部から格納容器を溶かすメルトダウン(炉心溶融)が起こっています。
これが続くと炉心に穴が空き、燃料が外部に出てきてしまい、放射能物質そのものが大量にでてくることになります。さらに出てきた場合、冷そうと思っても放射能が凄いので近づけず、冷却が困難になります。
次に問題の4号機ですが、こちらもプールで冷やしていた燃料が今は冷却できていないので、このままだとどんどん温度が上がり、水素を多量に発生させ再度水蒸気爆発が起こったり冷却が困難になってしまいます。
3月17日13:00追記:「3号機の使用済み燃料の発熱が止められない状況に」
現在事態は刻一刻と悪化していっており、大丈夫だとおもわれていた3号機の使用済み燃料が冷却できない状態になり、冷却用プールの水位が下がり、燃料が完全に外気に露出している状態になりました。現在放射能濃度が高く近づけないために上空から放水しプールに水を貯めるように動いていますが、うまくいっておりません。これが続くと使用済み燃料の温度が上昇し、燃料を包んでいるメッキが剥がれ放射能物質が外気に溶け出すことで、さらに多くの放射能汚染が予想されます。
福島原発は現段階では炉心圧力が上昇しすぎるのを避けることができ(一時期は現場作業員が退避するほど危険だった)、核反応を抑える制御棒が挿入できていることからチェルノブイリ原発事故と同じような圧力が上がりすぎて内部から破裂し水蒸気爆発と共に核爆発(即発臨界による爆発)したような現象は起こらないとされています。
ですが、仮に2号機、3号機から燃料が外部に出てきて、さらにそこで水蒸気爆発がおきた場合、燃料の飛散が起こり、現場での作業が困難になり、事故の収束まで多大な時間と労力がかかってしまう大惨事になります。
もしそうなれば犠牲者が出る可能性が非常に高いです。
さらに放射能汚染・被曝の範囲も広範囲に渡りますので、現在の避難距離では足りないことになります。
福島原発がチェルノブイリ原発事故と同じになった場合の避難範囲
下記の図はチェルノブイリ原発事故の避難範囲です。
参考としてもしもの場合はこの範囲以上の退避が被曝をしない安全範囲といえると思われます。
なお現在も現場では放射能を浴びながらも命をかけてこれ以上被害を広げないよう努力されております。
どうか、現場の方々の身の安全とこれ以上被害が大きくならないように祈っています。
もっともほしい情報を提供してくださり、ありがとうございます。
この避難範囲地図が使われないことを切に祈ります。
(私の住まいは100KMです)
被災地いわきから千葉県某港に避難して来ました。
国、千葉県が支援物資を港に用意できるなら、いわきに物資を運ぼうとおもっているとこです。
避難範囲および放射能レベルに対する対処方などを探しているうちに貴殿のブログにたどりつきました。
有効な情報ありがとうございました。
今の避難範囲で物資が集まれば、輸送します。
すばらしい 回答!!一番知りたかった情報を教えて頂いてありがとう
ございます。
テレビの評論家達は大丈夫と言っていますが、何を根拠に言っているのか
解りませんでした。
今回、このサイトを見て大変よく理解ができました。
また、絶対に今の現状では、大丈夫って事ではないと思いました。
最悪の事態にならない事を願っていますが
最悪の事も考えなければならない事を思いました。
>熊野丸さんへ
ありがとうございます。
輸送手段も限られてきて大変だと思いますが、うまくいくことを願っております。
>中村博さんへ
コメントありがとうございます。
テレビはたしかに初期段階から大丈夫と言い続けてきて、現在制御不能になっているのが事実です。それほど想定外のことが起こり続けています。
実際に現在は海外の報道と日本の報道の温度差が激しくなってきており、海外は日本が思っているよりももっと危機感を感じているようです。
これだけ予想外のことが起こり続けた原発なので、最悪の事態を考えて行動されたほうが安全ではあると思います。
『屋内退避で問題ないよ。あまり混乱しないで』
いや、どう考えても、最悪の事態を想定して、300km以上外に逃げたほうが、確実に合理的。
もしこの問題が収束した場合、その時戻ればよいだけの話。
収束しなかった場合は、政府発表が誤報でした、じゃ済まないよ。
素人目で読んで、今までで一番理解できる内容でした。
千葉県に住んでいるので被害は無いだろうと思っていましたが
最悪の場合避難地域であるということで驚きました。
不安ですが知らないままだと出歩いていたので
このページを読んで良かったです。
三号機のプルトニウムはどうなりますか?
>逃げたほうが確実に得さん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりだと思います。最悪の事態を想定して行動されているほうが安全で安心できる。
もしもの事態が起こってから行動しても遅いのかもしれません。
>ゆいともさん
コメントありがとうございます。
現在福島原発事故は刻一刻と悪化していっておりますので、さらに追加情報が入り次第記載していきます。
少しでもみなさんの身の安全のための知識となりますよう情報公開していきます。
>Kさん
プルトニウムは放射能量も高く非常に長い間放射能を放出し、体内に取り込むと非常に危険な「史上最強の毒」と言われているものなので、
プルトニウムが飛散するとより危険でより長期に渡り放射能が出るという事態になりますので飛散後の土地の被害はウランの場合よりも多くの被害が出ることが予想されます。
福島県に家族がいます。心配で心配で情報を探していたので、このページを読んで参考になりましたが、しかし、最悪の最悪の場合を考えて300km圏内の住民の方々を300km以上離れた圏外へと避難させることは不可能ではないかとの思いが同時に浮かびました。
大変なパニックに陥ること、移動手段の不備等々、日本の機能が麻痺してしまうと思うと恐ろしいです。
最悪の事態が起らないことを祈るしか、それしかできないない自分が無力で残念でなりません。
とても恐ろしいですが、安心しました。
これから何が起こるのかが分からない程
恐ろしく不安なことはありません。テレビでも福島原発のことを
扱わなくなっているように感じてなりません。
10代の子供の将来を案じると心配で仕方がありませんが
事実は事実、冷静に行動します。
これからも情報をお願いいたします。
いざ非難となった時、ガソリンもなく
どう非難したらよいのか…。
理解できました。ありがとうございます。
今朝、墓参りをしました。いつもならご先祖様の墓前で、「お彼岸のお参りにきました。」ですが、今日は「日本を守ってくれ 日本を守ってくれ 日本を何とか守ってください」としか言えませんでした。作業を見守り祈るしかありません。
ご説明は合理的で明快に思われるのですが、もし情報をお持ちであれば、より詳細に渡る説明があればより信頼性は増すと思います。ところで現実問題として、原発から半径250km以内の人間が一挙に退避を始めることと、各地域における被曝可能性、そのどちらの方がリスクが高いと考えられるでしょうか。もちろん被曝によるリスクは原発からの各距離スケールによって段階ごとに評価されなければならないでしょうが、もし上記にある最悪の事態の危険性を政府が認めれば、距離に関わらず一斉退去は防ぎようがないと思います。今後避難地域は拡大することも考えられますが、結局のところ、基本的には政府の方針に従うことが最も懸命であると考えるのは楽観的過ぎるでしょうか。とはいえ現状を見ていると、スリーマイルより事故の規模が大きいということは、かなりありそうなことではありますが……。
大変分かりやすく貴重な情報ありがとうございます。
現在世田谷に住んでおり、250km圏ですが、
万が一爆発した際は、何日ぐらい、屋外に出なければいいということに
なるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
他の方のコメントにもありますが、一番知りたい事は今の放射線数なんかではなくて一番最悪の場合どうなるのかってことをずっと知りたかったのに、どのニュースを見ても的外れな事ばかりでした。
とても解りやすいです。ありがとうございます。
一つ確認させていただきたいのですが、200㎞で18時間後、250㎞で24時間後とありますが、風速や風の方向等でも変わるとは思うのですが、現場で大量に放出してしまっても離れていればこのぐらいの時間的な余裕があるってことですよね?
聞き方がへたですいません。東京に住んでるのですが現在妊娠中でどうしても気になってしまって。
お願いいたします。
>Cacaoさん
パニックになるから退避命令を出すことができない。まさにその通りですね。
実際に危険だとしてもギリギリまで政府は退避命令は出せないと思われます。
避難すべきか考える中、判断材料を求め、テレビ、ネットと見て参りましたが、一番知りたかった情報というよりも、まさに「知」と出会えました。有難うございます。情報化社会の先にある知識社会なんですね、これが。
>渡辺さん
時間的な猶予はたしかにありますが、チェルノブイリの場合は政府の発表は隠しきれなくなってからの発表であったのも事実です。
現在はインターネット等が普及しているので情報が浸透しやすく隠せるとは思いませんが、多少のずれが生じる場合もあります。
妊婦ということもあり、今後の情報等を見逃さずもしものための準備だけはしておいたほうが懸命だと思います。
>ふじわらさん
ありがとうございます。
今後の動向等最大限情報収集し、お伝えできればと思います。
放射能の爆発による飛散が起こった場合、家の中にあるものもすべて破棄することになるのでしょうか?
本当に一番欲しかった情報感謝です!最悪な事が起きない様祈りますが、これ読んで避難する人が少なくないでしょう。それで最悪な事が万一起きたら管理人さんは何名もの命の恩人という事になりますよ。私は最後迄見届けるつもり(現在地東京)ですが、知っていて被曝するのと知らないて被曝してしまうのでは全然違います。感謝!
上の画像を見たんですが24時間後には250kmとありますが、この内容ですと30時間後には青森も安全ではないという事ですか?
わかりやすくご説明ありがとうございます。
300km圏外に退避した場合でも、屋内待機は必要になりますか?
とてもわかりやすくて素晴らしいです!!
一つお聞きしたいのですが最悪第一から第六までがダメで放射能が漏れた場合はチェルノブイリの時とどちらが放射線量は多くなるのですか?
もし多くなる場合はチェルノブイリの何倍とかにもなるのですか?
福島県の半径50キロ付近に居住している者です。貴重な情報をありがとうございます。
幸い家屋は無事ですが、当地域では燃料は全く、食料もすでに手に入れることは困難になっております。避難所だけでなく、一般家庭でも苦しい生活が続いています。被曝の恐怖にさらされながら、避難もできない状態です。
仮に避難するとして、福島県の地方都市とはいえ、かなりの人口です。大渋滞が起きることは間違いありません。少ないガソリンが尽きてしまう可能性や、途中で被曝することを考えたら、やはり屋内退避しかないのかなと思います。このままでは食料品も底をつきます。絶望的な気持ちで毎日様子を見守っています。
屋内退避でどれくらい放射線を浴びるのか、どれくらいしたら外に出られるのか、知るのも怖いのですが、情報がほしいです。
ただ事態が収束することを願うばかりです。
よろしくお願いいたします。
>Rinさんへ
そうですね、一人でも多くの方が大事をとって安全になる可能性が少しでも高まればと思います。
これ以上大事故にならず安全なままこの事故が収束されることを祈ってます。
>3号炉さん
3号炉が爆発した場合、他の炉を巻き込む可能性ですが、かなり大規模な爆発でないと巻き込む可能性は少ないですが、0%ではないです。
もしそうなった場合、爆風と風向きにより放射能物質の飛び散る範囲は大幅に変わりますが、事後どれだけ放射能を飛散させるかの時間により、被害が拡大いたします。
また、長時間の火災などにより煙がまき上げられ雲になり、雨として降る可能性もありますので、可能性は低いですがもしもチェルノブイリと同程度の爆発があった場合は風向き等が最悪の場合日本全国に放射能物質の雨が降る可能性があります。
ご質問いただいた回答といたしましては、非常に曖昧で申し訳ないのですが、「事後処理のスピードと風向きによっては最悪の場合日本全国が被曝範囲になる可能性がある」ということになります。
ただ、その場合でもやはり離れれば離れるほど被曝のおそれは低くなります。
※今までの沢山の方のコメントの質問の回答の中で、チェルノブイリを超えることはと回答してきましたが、現在チェルノブイリを超える可能性を指摘する教授や団体も増えてきており、私もその可能性を調べてみると可能性は0ではないことがわかりました。そのことにつきましての詳細は現在記事を作成中です。
>青森在住さん
青森ということで風向きが青森であり、風が強い場合、30時間後や30時間以内に安全ではなくなる可能性はあるかと思われます。
Rinさんと全くの同意見です。
私は東京で生まれ育っていますので、東京以西に知り合いはおりません。
少ない親族も皆23区内に住んでいますので、避難しようにも避難する土地がありません。
知らないで被爆するのは本当に不幸な事です。
分かりやすい情報を提供して下さった管理人さんには感謝です。
今急遽入った情報なのですが4号付近に6400本の使用済み燃料棒の共同プールがあるって!数年冷却したから今の所は大丈夫って……冷却機が壊れた状態らしくて水位と水圧が不明らしいのですがコレは冷却を止めてからどの位持つんですか?
管理人様、こんにちは。
お聞きしたいことがあるのですが…今は幸い、いわき市から離れて避難しておりますが、会社(もちろん家も)がいわき市にあり、いずれは戻らなければなりません。今の状態でさえかなりの放射線物質が会社や道路、土地や家の中(もの)に蓄積されているのでは?と不安なのですが、今の状態でおさまった場合、または悪化した場合…いわき市に、家に、家の中に安全と言える状態で帰れるのはいつごろになるのでしょうか?
一時的に訪れるのではなく、市民(永住)なのでテレビの情報はあてになりません。
検索しても何もひっかからず、まったくの素人なので判断に非常に困っています。政府や国は信用できないということは身をもって経験しました。。。
自分の身は自分で守らないといけませんよね…。
もう1つ…家の中のものは破棄せずに今まで通り(服なども)使用しても大丈夫なのでしょうか?家の中で放射線がそこらじゅうに撒き散らされていないか不安で…先が見えなく苦しくて…。
皆さんのコメントを全て読んでいませんので、重複するかもしれませんが、
チェルノブイリとはかなり違った原子力発電所であり、本当に爆発が有るかどうかは疑問です。
それと水素爆発ですが、既に密閉された部分が少なくなっており、比重から考えても空気中に飛散して行く事で爆発するほどの濃度に達するのでしょうか?
今も行っているプールへの水が充満されると、水素は水にも溶け込んで行くので、
今以上に大きな事故には成らないのではないでしょうか?
非難する方は最悪の状況を考えてすれば良いことですが、状況の説明では最悪の場合と言う事を強調して欲しいです。
説明ではほとんどそうなるような書き方になっている気がしてなりません。
生意気な事を言って申し訳ありません。
私はきっとこれ以上大きな被害が進行するとは思えません。
わかりやすく丁寧な説明ありがとうございます!事の重大さがようやくわかりました。海外ではチェルノブイリ事故に次ぐレベル6なのは明らかと言われているのに、政府は安全だなんて言っていておかしいと思ってました。私は東京住みで、テレビでも避難の必要性はないと言われていましたが、やっぱり考えた方がいいのでしょうか?
放射能物質の影響範囲は、風の強さ、向きによって変化あるのでしょうか?
情報有りがとうございます。
私も、今の放射線量などは問題にしておらず、それこそ作業員の方だけが心配であり、
知りたかったのは
万が一の事態が起こった場合の被曝量でした。
こちらは水戸市在住です。もちろん、ガソリンはありません。
まだ近隣で断水が続いており、今日やっと卵が買えました。水戸市は食料はもう大丈夫です。被災地に滞りなく運べますように。
海外からおととい、戻った会社の人は家族を静岡へ逃げさせました。
スリーマイル島よりはるかに、状況は悪いはずです。
少しだって被曝はしたくありませんが、
病気の妹を置いて行きたくないし、ガソリンはないし。
タイミングが・・・・
詳しい情報ありがとうございます。私は富山に住んでいるので最悪の場合でもぎりぎり放射能が届くことはないとわかったので、とりあえず安心です。
日本はいったいどうなるのでしょうか・・・・・?
>福島県いわき市からさんへ
現在状況は日々変化しており、今後どのような範囲が被曝範囲になるのかということがわからない状態です。
現在は放射能物質を外部に出さないように作業をしておりますが、これがうまくいかなかった場合、石棺とよばれるコンクリートなどで隔離することになります。
まさにチェルノブイリ原発事故の原子炉が現在も石棺でこまれているのですが、30km以内の周辺住民は移住を余儀なくされております。
そこで今回のケースでは飛散した場合の範囲が重要になってくるので、今の状態のままうまく事故が解決すれば、問題なく住めるようになると思いますが、
悪化し、大量に飛散した場合は、以後は土壌汚染等の影響で周辺には二度と住めなくなります。
今後の原発の動向次第ということになります。
>田口 宗幸さんへ
チェルノブイリ原発事故以上になる可能性とその被害範囲と避難範囲の記事で述べさせていただきましたが、プルトニウムという燃料がある施設の爆発等や複数施設の爆発等になった場合はチェルノブイリよりも被害は拡大する可能性はあります。
ただ、爆発等がなく火災や水蒸気などがなく空気中に放出されにくい状態の場合、燃料がでてきたとしてもそこまで広がることはないかと思います。
>みなみさんへ
もし爆発等で悲惨した場合、しばらくは被曝範囲外でも屋内退避は必ずしてください。
もし外出して、内部被曝をしてしまうと取り返しがつかなくなる可能性があります。
爆発等が起きていない現状では外出していても問題はないかと思いますが、できれば万全を期してマスク等の着用はおすすめしておきます。
>しまちゃんさんへ
半径50キロ付近とのことですが、もしものときは退避しないと危険な場所ですので、準備はしておいてください。
屋内退避ですが、もし放射能がきた場合は家の壁をすり抜けますのでほとんど防げません。
放射能物質を取り込んでしまう内部被曝は防げますが、外部被曝は防げませんので、放射能量が高い場合はすぐにマスク等をして内部被曝を防ぎながら退避する必要がでてきますので、ご注意だけはしておいてくださいませ。
>ジロドゥーさん
より詳細のわかるよう記事と最新情報を更新していきます。ありがとうございます。
もし政府が指示をだし、250kmの方々が一挙に退去を始める場合パニックになることは明白ですが、もしそれが爆発後であった場合近ければ近いほど生命にかかわる問題になりますので、パニックになったとしても退避されたほうがいいと私は考えます。爆発前にはパニックを避けるために日本政府は退避命令は出さないと思われます。
たしかにお仕事等で退避のしようがない方は政府の指示に従うのが懸命ではあるかもしれません。
ですが、アメリカ大使館、フランス大使館等は80km自国民に大して80km以内には近づかないよう指示をだしているのも事実です。
より身の安全を考慮するならより遠くへ退避しておくのが懸命だと私は考えております。
>mさんへ
万が一爆発した場合ですが、250km圏外でも屋内待機も危険になり一時退避は免れない可能性があります。
再度人が住めるようになるには爆発地点の火災などの事後処理が終わり、放射能物質が風等で届かなくなるまで最低でも数ヶ月はかかるかと思います。
さらに再度住めるかどうかの保証はないと考えていたほうが懸命です。
>おも君さん
作業員はまさに命がけで作業されていると聞いております。
私たちは祈ることしかできませんが、本当に尊敬できる作業員の方々には今後の手当て等の保証を国にはしていただきたいです。
>岩手盛岡さん
そうですね。しっかりした知識があればいざというときに自分の行動を信じることができます。
もし爆発した場合、退避命令が下されると思いますが、その際にガソリンが必要でさらにそれがない場合は、市町村の市役所や110番等に連絡し、救助隊の申請をして救助を待ってください。
けっして退避命令が出ているのに動けないからといって行動を起こさない危険な事態だけは避けて安全のための行動を起こしてくださいますようお願いいたします。
>トラコさんへ
最悪の場合の事態や、今の状態や危険性。
少しでも多くの情報を持っていたら少しでも行動に変化を起こし、より良い行動が起こせると信じております。
現状に変化がありましたらまたブログ記事としてお伝えしていきたいと思います。
>田口 宗幸さんへ
崩壊熱は冷却期間に依存します。ウランの冷却期間は基本的には3年と言われております。
また、外気に触れた場合のほうが活性化しやすいこともありますが、どの程度持つかは冷却期間が不明なため正直なところわからないですが数年とのことで、一気に上昇してしまう不安はないかと思われます。曖昧で申し訳ございません。
>さいたま在住さん
放射能物質は物質ですので、影響は風強さや向きで運ばれる距離がまったくことなります。
水蒸気などの煙等にまざって雨となって飛散する場合もあります。
>ハルちゃんさんへ
水素爆発の危険性ですが、たしかに密閉された空間が少なくなってきておりますので、発生当初よりは可能性は低くなってきているかと思われます。
ですが、現状プールに水がどの程度溜まっているかわからず、さらに燃料プールには1千トン近い水が必要ですが、一日の放水量は100トン程度です。
さらにその放水したものすべてがきちんとプールに入るかどうかわからず、さらに常に蒸発して水蒸気が上がっている状態です。
さらに近づくことができず、空焚き状態でさらに放射能物質を放出中の2号機、4号機の使用済みプールの水位がない可能性等を考慮すると、いつ燃料が溶けて固まり臨界反応を起こしたり、いつどこで何かしらの爆発や火災等発生するかわからず、それが風により飛散するという可能性があり、事態は悪化する一方ですので油断ができない状態であると思っております。
もちろん最悪の場合ということで記事は書かせていただいていたのですが、ほとんどそうなるような書き込みに見えたとのことで、申し訳ございませんでした。
ハルちゃんさんがおっしゃるように被害が進行しないことを私も祈っております。
>えびはらひろこさんへ
現地の方の物資の不足等大変な苦労の中だろうと思います。
そのなかでの原発の不安等を考えると本当に心が痛む気持ちです。
私の知り合いにも様々な理由で退避できない方がたくさんいます。
そういった知り合いの方にはせめていざというときの準備だけはお願いしてきました。
えびはらさんもぜひ準備だけはしておいてくださいませ。
>平成の坂本龍馬さんへ
日本は現在世界で2番目の原発事故に直面しております。
私も生きている間にこんなことが起こるとは思ってもみませんでした。
どうかうまく解決してほしいと願うばかりです。
最悪の事態は日本国民にとって絶対に許容できないものだと思います。
約10kmしか離れていない福島第2原発はどうなるんでしょうか?
約100km地点に女川原発と東海原発もあります。
今やるべきなのは最悪の事態が起こった場合の備えではなく、最悪の事態を起こさない覚悟ではないでしょうか。
秩序を乱せば最悪の可能性が高まるかも知れませんが、国民が事態を理解し覚悟すれば良い力になるはずです。
大災害に対する日本人の冷静さと精神力は海外でも高く評価されています。
日本政府はそれを過小評価して情報を隠すのです。
それに、この狭い日本で最悪が起これば逃げ場なんてないでしょう。
放射線から逃げられたとしても・・・
200キロ圏内の茨城の土浦に住んでいます。最悪のレベル7になった場合、大して逃げられない可能性が大なので、200キロの健康被害を教えてください。
貴重な情報を、ありがとうございます。政府の出す情報は信用しておりません。
テレビを見ていて、こんな程度じゃない、パニックを避けるために政府やマスコミの報道は後手に回る。今すぐ実家の札幌に二人の子供をつれて逃げるべきと心の奥底でずっと思っていました。こちらではチェルノブイリとの比較もされていて、モヤモヤがすっきりしました。
でも、私たちのために働く主人をおいて実家に避難する事はできません。
きっと主人も今以上の深刻な事態が起こる事を頭の隅に想像しながら、毎日仕事に行きます。放射線の量も朝は大丈夫なレベルでも、今何が起こってもおかしくない危険な状況なのですから、帰宅する頃には放射線を浴びて帰宅するかもしれないのです。そんな主人を真っ暗な部屋に一人置いて、実家に帰省できません。
メルトダウンへのカウントダウンなら、誰もが死へのカウントダウンをしながら生きているんだ、そう思う事にしました。
本当は恐ろしくてただただ涙が出るばかりですが、主人と二人の子供と私と可能な限り幸せを感じられる生活を一秒一秒続けていこうと思っています。
そして、今も命を顧みず原発事故収束に向けて取り組んでいらっしゃる方に感謝いたします。
なによりも、この原発事故がこれ以上の大惨事にならないように祈るのみです。
私は福島県に住んでいます。
毎日放射能怖いんです。
被爆したくないし
早く助けて欲しいです。
管理人様、ありがとうございます。いまだガソリンは手に入りません。近所の家もだんだん避難していき、不安がますばかりです。
この地域で生活している人がいる限り、働かなくてはならない人もたくさんいます。仕事や燃料の問題があるので、今は避難できませんが、準備だけはしておきます。
東電職員、自衛隊、消防隊員、警察の皆様の危険を顧みない活動に、作業をされているみなさんの無事と原発の事故終息をただ祈ることしかできません。
今回の東北関東大震災で被災された方のご苦労は言葉では表せない事と思います。私も阪神大震災で被災した者ですので、ご苦労の一端は理解しておりますが、今回は地震に続く津波で被害が増大し、更に福島第一原発の放射能汚染の恐怖。
関西では地震・津波の被害への関心は高いのですが、放射能に関しては、安全圏にいる安心感でしょうか・・・関心が低いように思えるのですが、私は決して関西は安全とは断言出来ないと思っています。
連日3号機に集中的に放水がなされているのを見て、3号機以外にも危険があるのになぜ?と思い、少しネットで調べて3号機がプルサーマル型でプルトニュームの危険がある事を知りました。マスコミで連日「すぐに人体に影響があるものではない」というのを信じられなくなりました。
また今日アメリカの西海岸で福島第一原発の影響とみられる放射性物質が検地されたとの報道があり、日本全土絶対安全な所はないと思っています。
300キロ圏内からも遠く離れた関西の人間ではありますが、最悪の場合に注意する事などあるのでしょうか?
最悪の時は関東在住の親戚・知り合いの避難を受け入れられるように今から準備をしておこうと思います。
関東以西に親戚や知り合いがいなく避難先がない方に・・・先日関西のニュースで報道されていたのですが、原発周辺にお住まいのご家族が、知り合いなど頼れる人がいない中、関西を目指し、今滋賀で消防設備で無事避難生活を送っていらっしゃいます。
我先に関東以西に避難する事をお勧めはしませんが、親戚や知り合いがいないから避難先がないと、悲観しないで下さいね。
80キロ地点(およそ)に住む者です。
農業を営んでおります。そろそろ稲作の準備をする時期にきており先行きが大変心配です。土壌も汚染され手放すしかないのでしょうか?
今は消防、自衛隊、電力のプロの人達に望みを託すばかりで見守っています。
>Sさんへ
第二原発に関しては、第一原発が爆発等をして放射能量がさらに上昇した場合に近づけなくなる可能性があります。
そうですね、狭い日本でもしものことが起これば、首都である東京など大幅な機能低下が予想されます。
そうならないことを祈るしかないですね。
>ふらいきゃっとさんへ
200キロの範囲だと風向き次第で被害は大きく異なりますが、チェルノブイリの場合は癌発生率の上昇や妊婦の方は生まれる赤ちゃんが異常になったりという被害、さらに農作物への被害など多岐に渡ります。すぐに生命の危機になるような被害はないかと思われますが、放射能物質の中でも長期間放射能を出し続けるセシウムやプルトニウムが飛散してきた場合、土壌が汚染され、内部被曝の恐れと戦いながら生活しなければならないことになります。
>ゆうこさんへ
今は「正しいパニック」を起こすべき時だとおっしゃった方がいました。
ゆうこさんがおっしゃられたように福島原発の周辺では朝は普通に出勤しても帰りは被曝しているかもしれない、福島原発は現在誰も中がどうなっているか把握できない、そんな状況です。
私も本当にこれ以上事態が悪化しないよう祈り、そして現場作業員の方々が無事に戻ってこられることを祈っております。
>えなさんへ
福島住民の方の皆様の不安は計り知れないものがあると思います。
政府を信じるしかない今。少なからずできること、被曝をしないための対策をしていてほしいと思います。
これ以上事態が悪化せず、早く皆様の不安が解消されるよう解決されることを祈っております。
>しまちゃんさんへ
現在大阪のホテルも予約が多数のようで、避難されてこられる方が多数いらっしゃいます。
現地でいる不安は相当なものだと想像ができます。
本当に現場で作業されてらっしゃる方々は命がけで作業されていて、私も本当に感謝しています。
頼もしい方々が事態を解決してくれることを本当に願っております。
>関西在住さんへ
貴重なご意見ありがとうございます。
プルトニウムに関しましてはやはり、危機感を持ってらっしゃる方が多数のようです。
そうですね、知り合いがいなくても一時的に旅行するときのように旅館で宿泊するだけでも精神的にも安心できるのではないかと思いますので、悲観せず、不安なときは避難していただきたいと思います。
>ムックさんへ
農業をされてらっしゃる方は今回の原発事故が解決した後も風評被害でかなり被害を受けることが予想されます。
茨城県のほうれん草から放射性物質が検出されたとの報道もありますので、80キロ地点のムックさんの稲作もおそらく政府による検査が実施されるだろうと思います。
検査後異常がなければ出荷されますが、もし異常があった場合は出荷されず被害を受けることになりますが、東電が損害賠償を受けるとのことです。それには国も加わり、きちんと損害賠償が行われるとのことです。
まだそこまで飛散しているわけではありませんので、これからの原発の動向に注視していきたいですね。
福島県いわき市在住の者です。
昨日まで県外の親戚宅に避難していましたが会社が建設業の為、今日より自宅に戻り出社致しました。
私たち夫婦にはすでに3歳の息子が1人いますが、この震災の中3月19日に二番目の子供(女の子)が無事に誕生してくれました。いわきでは出産出来ないとの事で、県外の病院にての出産でした。今現在TVなどで放射線量は今すぐ健康に害するものではないとされていますが、小さな子供2人守りたい。当たり前ですよね!?
妻と子供2人を県外において私1人でいわきに来ましたが、本当は今すぐにでも家族の元に逃げたいです。(本音)
すぐに健康被害が出るものではないと言われても、いつ原発が落ち着くかも分からない状況で家族を迎えに行く事は出来ません。(水も出ませんし)完全に収束しない限りは、影響が無いとは言っても通常より多い放射性物質の中で生活するしかないんですよね?我々大人より当然子供のほうが放射線の影響を受けやすいでしょうから、ただただ心配です。
東京電力、政府、マスコミ関係者の方々には大げさでも良いので出来るだけ早く危険を知らせて欲しいです。
煽るのは危険だとは言いますが、出来るだけ多くの人が避難して助かって、「大げさに騒いで、避難までして取越し苦労だったね、私たち馬鹿みたいだね」って笑いながら皆で家に帰れるのが1番じゃないのかな。
神奈川県東部に住んでおります。
TV朝日が何となく好きで、震災前の朝、いつもTV朝日にチャンネルを合わせていましたし、震災後、停電が解消してからも、ずっとTV朝日を見ておりました。
が、”専門家”や”大学教授”と肩書きを名乗っている方々が、口を揃えて、「心配ない」を繰り返すので、不安がすごく募りだして・・・。
チャンネルをちょこちょこ変えて見出した時、NHKが唯一、「放射能物質を避ける為に、外出時はマスク着用。雨には濡れない様に。万が一濡れてしまったら、シャワーを。」の様な、注意喚起を繰り返している事に気がつき、それ以来、チャンネルはずっと、NHKにあわせるようになりました。
が、よくよく聞いていると、NHKも、「ただちに人体に影響はない」を繰り返しているんですよね。
それで、初めて、ネットで、「福島原発事故、真実」で検索してみたら・・・。
とんでもなく恐ろしい話しばかりが、目に飛び込んできました。
「ネットの情報なんて、それこそ信用ならない。不安を煽って面白がっているんだから。」というコメも、非常に目にしましたが、でも、私は、ノンフィクション作家の広瀬隆さんのおっしゃっている話を。
大学教授の武田邦彦さんのおっしゃる話しを、そして、管理人様のおっしゃる話しを、信じて行動しようと思っております!!!
が・・・。
関西にも、九州にも、沖縄にも、まして海外にも、親戚も友達も知り合いもおりません(泣)!!
放射能放出が、後一週間で終わるのか、一ヶ月か一年か、全く見通しがたたない中、その期間、ホテルに泊まるだなんて、経済的余裕も、まして、引越しをしてしまうだなんて余裕も全くありません(泣)!!!
でも、悲観はせずに、4才、8才、11才の三人の子供の明るい未来を守るために、私に何が出来るのか、真剣に考えてみようって、そう決意出来ました。
怖い怖いと、ネットサーフィンを繰り返し、どんどん不安が募りっぱなしだった私ですが、ようやく、覚悟が出来ました!!
管理人様の力強いのに優しい、このブログのおかげです!!!
私に勇気と明るさを取り戻させて下さり、本当にありがとうございました!!
>youさんへ
すごくyouさんのコメントに私も共感できました。
>「大げさに騒いで、避難までして取越し苦労だったね、私たち馬鹿みたいだね」って笑いながら皆で家に帰れるのが1番じゃないのかな。
という文章すごく胸打たれます。
うまく言葉にできませんが、私がブログを通じて伝えたかったことはそういうことだったんだとあらためて思いました。
>管理人様に感謝さんへ
私にはもったいない言葉の数々、本当にありがとうございます。
少しでもお役に立てたこと嬉しく思います。
明るく決意されたお言葉を頂き、私自身も勇気づけられました。
私のほうからも言わせていただきたいと思います、本当にありがとうございます。
自分は仙台に住んでいるのですがやはり100kmしかないのでこれを見ると被害の大きさを改めて感じました。 早く一日でも収束に迎えるように原発の被害を広げないようにしている方々にみんなで応援しましょう。
原発事故から今日でちょうど9か月です!
子供が高校受験生なので、今まで避難できずにいましたが、親戚がいる
福島から1000キロ以上離れた高校へ進学できるかもしれない
状況となりました!
しかし、子供は地元の高校へ行きたいみたいです!
でも私としては 子供の健康を考え 来年の4月に避難したいと思ってます!避難する場合は、13歳と10才の子も一緒です!
しかし、慣れない土地での生活は、子供にストレスを与えることになると覚悟してます!
子供にストレスを与えてもいいから健康の為に避難した方いいでしょうか?
震災から1年以上経ってからの避難に意味は ありますか?
教えて下さい!
>福島市在住者さんへ
返信が遅くなり申し訳ございません。
避難についてですが、私の考えはやっぱり避難したほうがいいと思っております。
他県に住んでいても放射能の食品には気をつけることには変わりありませんが、福島県への放射能物質セシウムの降下量がつい先日発表されました。
その数値を比べると、他県よりあきらかに降下量も多く、その地域で生活するより他県に移ったほうが必ず安全なのは間違いないと思います。
除染についてもホコリより小さく目に見えない粒子のようなものを完璧に綺麗にできるわけもなく、不可能との声も多数ありますし、今後生活していく中で、知らずしらずのうちに放射能物質に触れてしまう機会も多くなってしまいます。
1年以上経った今でも意味は必ずあると思います、今後何十年、あるいわ何百年に渡って放射性物質は残り続けますので、私としてはやはり放射性物質がある地域より、より安全な場所で生活されたほうが、今後のことを考えるといいと思っております。
ご参考になれば幸いです。
参考URL:http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY201112140641.html