4号機倒壊の恐れ、避難範囲は250km以上!詳細とたね蒔きジャーナル放送動画

福島原発4号機の倒壊の恐れと、倒壊時の避難範囲について。

2012年1月9日(月)、原子力工学者である小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演し、4号機が倒壊の恐れがあることを発表!
さらに倒壊時の避難範囲は250キロ以上(横浜周辺まで)に及ぶと発言がありました。

その動画と、詳細を記載します。

4号機倒壊について

4号機には現在使用済み燃料を保管している燃料プールがあります。
燃料は使用後も発熱し続けるため常に水を張って冷やし続けなければなりません。
そのために燃料プールと呼ばれる場所に保管されております。

もしもプールの水がなくなり燃料がむき出しになってしまうと、燃料が発熱し、溶け出してしまいます。
燃料プールに保管されている燃料は、原子炉内部の通常の2~3倍の量になり、溶け出してしまうと、その避難範囲は250km以上になります。

これは原発がもし大爆発を起こしてしまった時の範囲とほぼ同等で、下記の画像が参考になるかと思います。

避難範囲

その福島原発4号機が水素爆発を起こした際には、他の1号機、3号機とは違い、建屋の天井だけでなく内部も爆発し崩れていて、これ以上地震が起こると、いつ倒壊してもおかしくない状態です。

先日の地震でもプールの水位が減少するという事態があったと東電から発表がありましたし、今後より大きな地震がきた場合はどうなるかわからない状態で、東電もそれに気づいているので、4号機の「耐震補強工事」というのを実施しているようです。
でもこの「耐震補強工事」は燃料プール周辺の工事なので、スムーズにはいっておらず、難航しており、危険な状態は今後もしばらくは続くと思います。

毎日放送「たね蒔きジャーナル」小出裕章 動画

実際に毎日放送「たまねぎジャーナル」に出演した小出裕章さんの福島原発4号機が倒壊の恐れがあるという発言の音声動画が下記になります。

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