福島原発事故がチェルノブイリ原発事故以上になる可能性について発言される方が増えてきました。
私はチェルノブイリを超える可能性はほぼ0に近いと考えておりましたが、いろいろと新しい問題が発生する中で0ではないと考えが変わってきました。その理由と実際にそうなる可能性ともしそうなった場合の被害範囲と避難範囲を記載いたします。
チェルノブイリ原発事故について
まず、チェルノブイリ原発事故は 原子炉が止まった場合を想定した実験を行っていて、この実験中に制御不能に陥り、炉心が融解、爆発したとされます。爆発により、原子炉内の放射性物質が大気中に大量に(推定10t前後)放出されました。
チェルノブイリ原発事故が大事故になった要因についてですが、
- 鋼鉄製の格納容器がないタイプだった。
- 不安定な黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉という福島原発とは違う仕組みの原子炉だった。
- 耐熱材質である黒鉛減速材が黒鉛火災を発生させ、事後の飛散を拡大させた。
- 制御棒が完全に挿入される前に爆発。即発臨界(一種の核爆発)による膨大なエネルギー放出による爆発の可能性がある。(実際には水蒸気爆発と言われているが、即発臨界という説があります。)
などがあります。
チェルノブイリの場合は、事故が発生直後に炉心の圧力が上がりすぎて水蒸気爆発または核爆発とされております。
さらに可燃性の黒鉛減速材が事後の飛散を拡大。
なぜ私が福島原発はチェルノブイリを超えないと考えていた主な要因は、圧力が上がりすぎたことと即発臨界(一種の核爆発)による爆発のチェルノブイリに対して福島原発は海水が挿入でき、制御棒が挿入され時間がそれなりに経過され、内部で臨界(核反応)が起こる可能性を脱したとみていたのでそこまで大規模な爆発は起こらないであろうことと火災の原因である黒鉛は使用されていないのでそこまで飛散させることはないだろうと考えていました。
ですが、問題はここではなく、チェルノブイリ原発を超える要因は他の部分あります。
チェルノブイリ原発事故以上になる可能性とその要因
結論から申し上げますと、その可能性は0ではなく徐々に高くなってきています。
その理由は3号機がプルサーマル運転と呼ばれるもので、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料だということとと使用済み核燃料保管プールに保管されているのが6500本もの数のMOX燃料だということ。
さらに複数施設が同時に制御不能になっていることが挙げられます。
プルトニウムとは?
簡単に申し上げると、プルトニウムはより放射能が強く長持ちする放射性物質だということです。
使用済み燃料から1%ほどしか生成されないプルトニウムは放射能が半減するまで2万4千年かかるといわれております。
現在問題とされている「ヨウ素」という放射性物質は8日、セシウムは30年ということからその寿命の長さがわかるかと思います。
仮にプルトニウムが原発事故を起こした場合は普通の原発事故の5倍の地域が住めなくなると言われております。
参照元記事はこちら
政府がはじめに問題が起きた4号機の使用済み燃料のプールへの放水ではなく、3号機の使用済み燃料にプールへ放水した理由はまさにこれが理由です。
政府はプルトニウムのことを言わず、4号機のプールには水があるからと言っていましたが、それは実際はプルトニウムが危険だから3号機を優先したことがわかります。
さらに状況は3号機だけでなく、他の原子炉も制御不能に陥っていることから、いつ何が起こるかわからず、さらに現場の状態は被曝により命の危険があるため上空からの衛生写真などでしか確認できず、現在3号機のプールには水が入っているとされておりますが真相はさだかではありません。
チェルノブイリ原発事故以上になった場合の被害範囲と避難範囲
これには意見が分かれており、爆発がなければ80km圏外で大丈夫という意見や爆発すれば日本全国が危ないという意見がありますが、総合すると、
「被害範囲は風向きや強さにより変動し、避難範囲はより遠く」
といった曖昧な答えになってしまいます。
それはなぜかというと、実際に起こってみないとわからないということがあるからで、爆発の程度や事故後の火災や風向き等でいかようにも変化すると思われます。
さらに煙が雲になり、雨になれば、日本全国が危険になる可能性もあります。
ただ、250km以上であればチェルノブイリと同様にまだ安全圏だと言えると思われます。
それはプルトニウムも物質であるので、飛散する範囲は遠くへいくほど微量になることは確実だからです。
だから私は避難範囲は以前「福島原発がチェルノブイリ原子力発電所事故になった場合の避難範囲」の記事でも記載したとおり300km圏外であれば重度の被曝は免れるのではないかと考えております。
さらに問題はその後の土壌や水道水の汚染です。
チェルノブイリ原発事故では14万5000km2(宮城県の面積は 6862 km2、東北地方6県合計の面積は 6万 3669km2)が「放射線管理区域」(「放射線業務従事者」が仕事上どうしても入らなければならない時だけに限って入る場所)になりました。半径でいうと300km程度です。
上記のことから、被害はチェルノブイリ以上になる可能性があると思われます。
あまり否定的ない件が報道されない中で、危機感をもった方がテレビで発言した映像がyoutubeで報道されておりましたのでご紹介します。
危険性について的確なことをおっしゃっていると思いますので、ぜひ一度見ていただければと思います。
この方は番組内で、とても危険であることを指摘し、
「このままだと日本全国が放射能汚染されるから早く石棺・コンクリートで埋め立てるために全国からコンクリートを扱える業者を総動員するべきだ!」と述べ
「みんなパニックを起こさないように本当のことを言わない。今、日本は正しいパニックを起こさないといけない」
「私が言っていることは間違っていればいい」とにかく最善を尽くすべきだ。
という旨をおっしゃっておりました。
まさにそのとおりだと思います。再起できなくなるから初めから海水を入れることを拒んだ結果、どんどんと取り返しがつかなくなってきて悪化してきております。
上記のような事態に陥る可能性は低いとは思いますが、一刻も早く最善策を実行し、現場の作業員の犠牲を減らし、全国民に安心を与えていただくことを願います。
記事参照元「原子力発電は危険、プルサーマルはさらに危険」など
最後に、私は原発の危険性についてこのような危険だという記事を数多く掲載しておりますが、逆に安全だとおっしゃっている科学者も実際にいることも把握しておいてくださいませ。
また、この記事は急いで書きおこしたために伝わりにくい部分もあるかと思いますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
仙台出身の者です。
福島原発事故のレポート、放射能汚染の状況作成、本当にご苦労様です。
現在、仙台市内の家族は無事で家も損傷がなく、安堵していましたが
福島原発事故の行方が不透明で心配です。
私は現在、中国にいますが連日、中国TVでも福島原発事故をメインで放映しています。
今後の予想ですが現在は北西の風が吹いていて放射能は全て海の方に飛散されて
被害は少ないと思いますが日本で3月中旬に良く発生する春風が発生した場合
放射能が北の方に拡散し、北日本が放射能汚染される可能性があります。
メルトダウンが発生時は北風の場合の安全な場所は300Kmはなれた下北、南風の場合は静岡となるのと推測されますが今はただ、メルトダウンが発生時しない事を祈るだけです。
昨日、こちらのブログと出会いました。
感謝の気持ちをお伝えいたします。
妻と一歳の息子と三人、江東区で暮らす者ですが、
原発事故を受けて、札幌に一時避難すべきか否かを迷い、
四日間にわたってテレビとネットにくぎ付けでした。
その結果、まったく判断が出来ず、まさに途方に暮れていました。
まさに、情報の非対称性を感じざるを得ませんでした。
その原因は、東電なのか、役人なのか、政府なのか、メディアなのか、
わかりませんが・・・。
お陰さまで、本ブログが、意思決定する上での判断材料となりました。
自らの責任で一時避難をするか否かを決めたいと思いながらも、
そうした十分な情報(現状のわかり易い説明と専門家による各種意見)が
得られないままでしたが、
本ブログは、私の感じていた情報の非対称性を解除してくれました。
私のような一国民がメディアに期待する全てを
お一人で担って下さっていることに感謝致します。
情報が氾濫する今日、情報の網羅性と信頼性のバランスは
メディアに問われる必須の要件と思います。
私は、本ブログが新しい地平を切り拓くメディアだと感じました。
明日、札幌に一時避難します。有難うございました。
>モンさんへ
ありがとうございます。
中国ではどのような報道になってますでしょうか?安全と危機感どちらの報道が多いのでしょうか。
そうですね、もしも最悪の事態になってしまった場合は風向きによって左右されるのは不安の要因です。
風はもちろんコントロールできないので、私も飛散という事態にならないことを願うばかりです。
>ふじわらさんへ
数ある中から私のブログを見てくださりありがとうございます。
安全という情報と、私のような危険だという情報、数多くが交錯する中で、一時退避のご判断をされるきっかけになりましたこと、そして奥さまとお子様のことを思い少しでも安全である道を選んでくださいましたこと、私のほうからも感謝を申し上げます。
ぜひ何もなかった場合は、私のことを叱ってくださいませ。
本当にありがとうございます。
私は福島県に住む者です。自力では避難は出来そうにありませんが、この情報が、どうか日本人に政府に届く方法はないでしょうか。ただ国に騙されて死んでしまうより、政府を困らせてでも、逃げ場を与えず、ちゃんと仕事をしていただきたく思います。試験問題の回答は見つけらるのに、この情報は見てみぬふりは許せない。可能な限り避難させるべきだ。と思います。今日も不安な夜を家族三人で朝をむかえられるよう眠りにつきます。
叱るなんて、そんなこと御座いません。感謝のみです。
私とって収集したい情報をご提供頂き、
その情報によって、私自らの判断で一時避難という決定ですから。
どうしようか考えるにも、判断材料が無い中で、感謝のみです。
私の深層心理が、危険だという情報を求める中、
マスメディアからは、今朝までの時点で私にとって十分な危険情報が
得られていなかったのかもしれません。
自分の結論を後押しする客観的根拠を求めていたのかもしれません。
こんな状況下、私自らがどんな心理状態か判断する余裕もないですが、
旅行気分で札幌に出かけて参ります。
仕事等、しがらみの中、それを後押しする言い訳だっとしても、感謝です。
マスメディアもネット上の情報も、
情報の分量は膨大なのに、なぜかピンポイントで
それが得られないこのもどかしさ、そうした中、
あまり肯定的に感じていなかったブログに救われた思いです。
少しばかり旅行に行って参ります。
昨日から貴ブログの記事を参考にさせていただいています。
福島第一原発で、一体今何が起こっているのか、
このままで行くとどういう事態が起こりうるのかについて、
貴ブログの冷静で客観的なレポートで、ある程度納得できました。
お礼を申し上げます。
この1週間事態は一向に改善せず、政府や東電は情報を小出しにし、
現場の詳細な状況は知らず分からずで希望的観測を口にするのみの
対応に終始しているのを見ると、心から怒りを覚えます。
パニックは避けなければなりませんが、想定される最悪の事態に
向けての心構えや避難の準備はしておかなければならないと思います。
考えてみれば、自分はがん経験者ですのでこれまでCTスキャンや
PET検査などを相当数うけてますが、これも医療行為とはいえ放射線を
浴びているわけですし、放射線治療を受ければ体のごく一部の
限られた部分でコントロールされた量ではありますが、
これもけっこうな放射線量を浴びるわけです。ので、放射線は医療にも
役立っているという一面があるのも事実だと思いますが…。
ただ、自分は首都圏におりますので、まだ落ち着いていられるのだと
思います。30km圏内で孤立無援で屋内退避している方々の不安や
原発の現場で命がけで作業されている方々を思うと、涙がでます。
東電や政府はなぜ、現場の状況が分からない、を繰り返し、
それでで済ませているのでしょうか。
アメリカは原発の状況把握のために、偵察機のグローバルホークや
U2を飛ばしたらしいですが、
東電も、原発の敷地内に無人探査ロボットとかカメラを搭載したラジコンヘリを
飛ばすとかはできないのでしょうか。自分は素人ですが、とにかく
状況把握が一番だろうに、なにか手はないのかと歯がゆくてなりません。
それとも状況把握をしたくないのだろうか、と勘繰りたくなります。
今は現場で作業されている方々や不安に押しつぶされる思いで過ごしておられる付近住民の方々に何の被害も出ないよう、事態が一刻も早く終息することを、自分には祈ることしかできませんが祈っています。
長々としたコメント、どうもすみませんでした。たまっていた思いが
止まらなくなってしまい、失礼しました。
本当に今回の福島原発についての貴ブログはとても参考になりました。
いたずらに不安をあおるわけではなく、反対意見もあることを付記するなど、
客観的でバランスがとれているレポートをアップして下さった
貴ブログに改めて感謝申し上げます。
>あかねさんへ
政府は最悪の場合どうなるのか、把握はしているはずですが、原発は廃炉にしてしまうと再度使用することが非常に困難になりますので、なんとか最小限の対策で直そうとして行動した結果、こうなってしまいました。今現場では30m離れた距離でも被曝し、20キロ離れた土地でも1年間この状態が続くと病気になるレベルの放射線も検出されております。
政府はこうなった以上最大限の行動をすると思いますが、それがすべてうまくいくかはわからない状態です。
しかし現場で頑張っている人間は、放射能を大量に浴びながら、まさに死ぬ覚悟で戦っていることも忘れないでくださいませ。
福岡在住とのことで不安な日々が続くと思います。今後の政府の対応がうまくいくことを信じながらも最大限の危機感で準備等は怠らないようお願いします。
>ふじわらさんへ
ありがとうございます。
旅行気分で行かれるとのことですが、本当私が言いたかったのはそういうことで、避難することは悪いことではけっしてなく、少しして何もなければ戻ってこればいいですしその理由が何であれとりあえず離れて身の安全を確保することが大事だと思います。
ふじわらさんが当ブログを見てくださったことに感謝いたしております。
チェルノブイリの時の、被害状況が知りたくて調べていたら、ここにたどり着きました。埼玉に住む4人の子供の母親です。
専門知識は全くないので、今、何が本当に起きているのか、どうなるのか、よくわかりました。
今の私たちにできること…、原子炉に頼ってきた生活を改め、節電し、日本中の原子炉を必要なぃレベルにする。そして、起きてしまった放射能事故のつけを乗り越えられる、勇気を持つこと。
目に見えない放射能が、どれだけ危険なものなのか、今の若い人は知らない。
この先、海外の国の人は、日本の生産物は買わなくなります。そして、日本に観光にこなくなります。そのほか、たくさんの影響がでます。
「今だけ」じゃなく、「これから」先の日本は、かなり厳しいものになるのがわかります。…でも、この国からは逃げられないので、どうしたらいいか…
現実的に考えると、まず節電、そして今まで贅沢な生活ができていたことを感謝し、生き伸びて 今より素敵な日本を復活させる努力をする。
私なんかより 被災された方のほうが、厳しい生活の中がんばってるんだから、
やれることをがんばります。
そしてこのブログをもっとたくさんの人に見てもらい、どうしたらいいか、これから何をすべき時なのか、一人ひとり考えてもらいたいです。
このブログに出会えたことに感謝します。ありがとうございます。
>kimioさんへ
そうですね。30km圏内の方々の不安は計り知れないものがあると思います。
情報では20kmで100マイクロシーベルト毎時という情報もあり、長期化すると人体への影響があるとされている数値なので、心配です。
本当この1週間kimioさんのおっしゃるとおり事態は悪化しかしていない状況です。初めから全力で最善を尽くせばこんな大きな被害にはならなかったと思われますが、今はやはり過去よりも今起きている事態への対策を期待しましょう。もう政府も廃炉を視野に入れた対策をするしかない状況ですので、それがうまくいくことを私も祈っております。
ブログを褒めてくださりありがとうございます。
>ゆきさんへ
今後の風評被害について、ゆきさんのおっしゃるとおり多大な影響が予想されます。特に食物を扱う方々の影響は甚大だと思われます。
今日本が抱えてる問題は被災者の支援や、発電施設についての今後の課題、これから起きるであろう風評被害への対策など、かなりの期間今回の地震の影響は続きます。
風評被害や支援においては一人ひとりがきちんと知識をもって行動しなければいけないと思っております。
海外から絶賛された日本の方々の「思いやりの行動」をおこして乗り切っていきたいですね。
http://clip.kwmr.info/post/3896045912
英国大使館の見解は、大丈夫みたいですよ。
愛知県在住の者です。私は最初の福島一号機爆発映像をテレビで見てインターネットでいろいろ調べだしました。日常は他人のブログなど興味のない人間ですが原発事故関係を検索していて、たまたまこちら様のブログが私の目に付き、なんらか私なりに意見を書き込みたくなりました。立派な主張などできません。私はこれまで原発など全く無関心でした。あのチェルノブイリ原発事故の発生当時、私は中学の2年生でありました。その時理科の先生からとても深刻な事態が起きた事を授業時間をつぶして熱弁なさっていた事を鮮明に覚えています。ですが当時はちょっとすごい事がおきたのかな程度でどれだけ深刻なのかあまりピンと来ませんでした。現在の様なインターネット時代でもありませんでした。今回の福島の原発事故で一度事故が起こると生命を脅かすものだと分かりました。今現在妻、2児の親です。チェルノブイリ関連の記事を現時点で改めてインターネットにて多数検索してきました。今回の福島県の原発問題がどうか無事に収束する事を私には祈ることしか出来ません。こんな人間の作り出した施設での災害、不安は今後ごめんです。これを期に日本からすべての原発を廃炉すべきです。電気はなくとも多少不便ですが生きてはいけます。放射性物質汚染は人類ではなんともできないのではないのでしょうかと思うのは私だけでしょうか?
管理人様、はじめまして。数日前から海外の情報と日本のメディアの情報の違いに気付き、不安でたまらずに検索していてこちらにたどり着きました。
私は山梨県甲府市在住で、ちょうど300キロくらいの位置になります。
私の周囲、家族は、私がどれほど危険性を訴えても本気で聞いてくれず、かなり私がおかしくなったと思っているのかもしれません。
あるいは、本気で聞いても自分たちの力ではどうしようもないことなので、考えないようにしているだけかもしれませんが・・。
私も小学生の娘がいて、双方の実家の両親がいて、さらに私地震も公務員ですので、どれほど怖くても、まだ今の時点では更に非難することができないのです。
またやみくもに関西に逃げても、知人もいないので長期間滞在する費用はありませんし・・。
今は連日の水放水、電力復旧のニュースを、祈りながら見ているだけになりますが、せめて子どもには毎日マスクをつけて登校させるくらいしかないでしょうか・・。山梨でも明日からの雨でも、できるだけ濡れないほうがよいのでしょうか?それでも、あさってからは普通に登校しなければならないので、1年生の娘自身で、常時マスクをしたり、雨にぬれないようにすることは無理だと思います。
子どもの未来を思うと、胸がつぶれそうになります・・。
しかし政府が放水以外で、まだコンクリートを流し込まないのは、充分に冷却できなければ再爆発の可能性があるからということですか?
どうしようもありませんが、少しでも山梨県の私が、今できることがあれば教えていただければと思います。そして、皆さんの安全を祈ります・・。
よろしくお願いいたします。
>suzakuさんへ
資料ありがとうございます。
大丈夫という意見が数多くあることは事実でございます。
と同時に危険だという意見も数多く存在いたします。
実際に事故当初は大丈夫だとみる方々の意見ばかりでしたが、現在これだけの状況にまでなってしまっております。
命にかかわる危険が0でないのであれば、しっかりと危機感をもち、安全をより確かなものにするためには避難も必要と考えて記事にさせていただいております。
>koichiさんへ
ご意見ありがとうございます。
私も今回の事故でより原発で危険であることを再認識いたしました。
もしももっと強い地震がおきたなら一瞬で原発が崩壊し、関東一帯人が住めなくなる事態も起こる可能性があったと思うと、恐ろしく感じます。
日本の原発事故をうけ、世界中の原発所有国が考えさせられております。実際に建設中の原発を停止させた国もあります。
これを機に原発以外の発電システムが発達し、原発がいらない世界になることを願います。
>みちこさんへ
コメントありがとうございます。
関東、東北地方の方々の不安は相当なものだと思います。
周囲の方々は本気で危機感を持ってもらえないとのことですが、私も実際に関東地方の友人等に伝えても人によっては邪魔者扱いされたりまったく聞いてくれないこともあったりいたしましたので、お気持ちがすごくわかります。
300キロ離れた土地だとのことで、空気や雨であったとしても健康上問題はないかと思いますが、お子様が心配だと思いますので、万全を期すためには、今後、原発からの放射能物質の飛散がなくなるまではやはりマスクの着用や水道水は飲まない、できるだけ雨には濡れないといったことが必要になります。
コンクリートを流し込まないのは冷却しないと燃料が溶け出し、放射能量が上がり続けたり場合によっては爆発を起こしたりという事態になることもあり、さらにコンクリートで隔離してしまうことは最終手段になりますので、国際的に問題となるのを懸念しているからかもしれません。
現在数多くの方が地震と原発のことでの不安で精神的に疲れが出てきていることだと思います。現在の放射能は健康上問題はない数値ですので、できるだけ気をはらずに精神面で余裕を持ちながら安全になるよう行動をすることも大事かと思いますので、気持ちをしっかり持って精神面にはお気をつけてくださいね。
こんにちは。先日は山梨県在住の私に、丁寧なお返事をありがとうございました。
相変わらず最悪の可能性が心配でたまりません。
でもまだそれほど汚染されていない今のうちに、少しでも小1の娘に外の空気を吸わせてあげたくて、昨日は近所の小学校校庭、今日は雨の中映画に行ってきました。
本当にこんな普通の生活が、もしかしたら二度と送れなくなるのかもしれないということに恐怖を感じています。でも、娘の前では笑顔でいなければなりません。
子ども向けの映画を見ていても、時々涙が出ました・・。
私の恐怖が、あとで笑い話に変わるなら、今どれほど笑われようとかまいません。
被災地周辺の水、野菜の汚染がニュースになってきていて、これもまた不安ですので、最低限の飲料水は確保しました。気休め程度ですが・・。
3号炉の冷却が少しでも進んで、更なる放射能放出が防げること、可能な方は、無事な場所まで避難なさることを心より願っています。
また是非、いろいろ教えていただけますよう、よろしくお願いいたします。
はじめまして。
随分前にプルサーマル型原発反対という、街頭でプラカードを持つ
おばさん達のグループがいて、そこで、カンタンに、凄く毒性が強い原発
なのだという説明を受け、署名しました。
確か、原発は危険だけど、とんでもなくそれよりも危険だと言っていました。
あれからどうなるんだろうと思っていたら、現在に至るという訳ですね。
その時の説明は、電力会社と国が結託してうまいこと進めているというような
説明でした。 そういう情報は、メディアでも取り上げられないので、回りに
教えてあげてくださいと言われたような気もしますが、遠いことのようにも
感じながら説明してみたけれど、何か、変人扱いされそうになったような・・・
それと、その人達の説明では、何かあったら、重大な事故になるということ、
でも、国と電力会社は、そんなことはありえないし、最大の防災設備などなど
を備えて超最新なので、万が一でも大丈夫と主張しているということでした。
子孫のために、これは、やってはいけないことなのだと強く言われました。
他の国に先駆けて、こういうことを、唯一の被爆国である日本がやるなんて
オカシイと説明されました。
今、思い出して、本当だと思います。
豊かさを求めた、おごりの結果だと思います。
豊かになったかというと、借金だらけの日本、しかも、
こういうことで、更に借金。
今一度、猛省して、謙遜にならなければと思います。
半導体の技術者だったものです。今まで、テレビで有識者といわれる人物が実に楽観的な話ばかりをしているのを見ていて、非常に違和感を持っていました。今回、初めて私の思っていることを代弁してくれている人がいたことを教えていただいて感謝します。まだ日本にも言論の自由はあるようです。
しかし、ついこの間まで「真実を伝えることこそがマスメディアの務めだ」と声高に唱えていた人たちから真実が伝わってこないことにこの国の恐怖を覚えます。悲観的な発言を避けるようにとのことかもしれませんが、事実を受け止めないことには最善の対策ができないと思います。
政治家が怒鳴ってもどうにもなるものではありません。むしろ政治家が初動体制の足を引っ張っていたことが、報道の節々から窺えて言いようのない怒りを抑えられません。もちろん、これからもこのような技術的な問題に関しては、政治家は国のすべでの機関をバックアップすることと、問題解決をすべく最善の人々にすべてを託すべきで、現在もそのことができていない状況に危機感を感じています。
韓国在住のものです。
韓国では放射物質の飛散経路図を毎日報道しており、国民は放射能汚染される前の塩を購入しようとやっきになっています。
私も何故日本の(主にNHK)が安易に『直ちに健康に影響の出る数値ではない』
と繰り返すのか?
何故韓国の報道よりも原発関連のニュースが短いのか・・・。
疑問に思っていました。
地震当初は被害にあったかわいそうな日本的な報道でしたが、今は対策を取れるけど取らなかった過失の批判、加害者的な報道が多く日本人肩身が狭くなってきております。
具体的にどのような対策をとれば良いのか東電、政府も分からないように見受けられるのですが、何も出来ない小市民の私はどうにか目処が付くように・・・神に祈るだけの毎日です・・・。
>まさひろさんへ
本当そうですね。
現在ではフリージャーナリストや反原発団体からしか危険という情報がなかなか出てきません。
最悪の場合チェルノブイリ原発事故のように取り返しのつかない事態になる可能性があるのに東電と政府は発表も遅く、市民は不安になるばかりです。
正しい情報は正しく行動するために必要なものであるはずなのですが、東電と政府はパニックを恐れるがゆえに逆に不安を増幅させているように思います。
>小市民ママさんへ
韓国での塩の騒動、ニュースで拝見しました。
今回に関しては海外のほうがきちんとした情報を発信していますよね。
私も小市民ママさんと同様で東電や政府はきちんとした技術者がいるはずなのになぜか回答が曖昧で、会見で発言している方々まで知識が浸透していないように思われます。
すでにチェルノブイリ原発事故以上に土壌汚染されているという情報も海外から指摘されてますし、今回発生した海洋汚染で海外からの指摘がよりいっそう厳しくなりそうです。
毎日の報道に涙の無い日は無く、心が痛いです、私は高知ですので、直接関係は無く、遠くの出来事のように、誰も口にしません、が、それでよいのでしょうか?訳のわからない、誤魔化しとも思える対処に腹の立つ思いがします、一日もはやく、完全に封鎖すべきだと、素人考えですが、セメントで覆うのが良いとおもいます、先ほどの作家様のおっしゃる事に大賛成ですが、いつまで政府は世界に馬鹿面さらす気ですかしら、それと、石原都知事の言葉、決して天罰なんかじゃないです、人災です、政府はそれを誤魔化す為にやっきになってるとしか、思えない、もう無駄に人命をおとさせないで、無駄に税金つかわないで、税金は被災した人達の為に使うべきです、さっき、レベル7になりましたね、政府にうんざりします。
高知でも受け入れをしています、どうか勇気をだしていらっしゃってください。
つまらない記事だったら、どうか許してください、書かずにはいられなかったのです。
はじめまして。
関西在住の者です。
どうしたらいいのか困っています。
ご意見をお聞かせいただけたらと思います。
10月に団体競技が山梨であるのですが、
浜松も問題があるようで、わざわざ
危険を冒してまで行くのかと、家族にも
責められます。
どうおもわれますか?
6月10日、参議院予算委員会集中審議。なんですかこれ。こんな意味のない議論をする国会。辞めてもらいたい。
『福島原発事故はもう止めることはできません。福島県及び東北・北海道・関東~中部・近畿の国民の皆さん、放射能汚染を我慢してください。あきらめてください。政府としてはもうどうすることもできません』と言い合っているも同然の会議ですね。
政府・霞が関の役人たち・東電、地方自治体の長とその取り巻きたち、放射能の暴走をもう止めることできませんよね。何がどうなっているのか、地震・津波・原発事故などによる被害の膨大さに政府の皆さんがパニックのようですね。
これじゃ、日本おしまいよね。あの人たち自分たちが何やってんのか全然判ってないね。原発の中で何がどのように進行中なのかが判らないわけで、だから、どう手を打てばいいのか判るわけないよね。
原発とは、事故が発生すれば。こんな風に手がつけられなくなるんだということが判ったかな? それでもまだ原発を増設し、動かし続けるのかな?
最近の日本人、気の抜けたあほみたいなのが多くなったけど、政府や役人どもが国民をないがしろにし続けていると、本気になって怒りだすかもしれないですよ。人間、おとなしそうに見えても、政府によるイライラが高じると、怖いですよ。そこまで行くと原発事故どころじゃありませんから。
千葉県鎌ヶ谷市に在住しております。ホットスポットと報道されている千葉県柏市の隣の市です。原発事故から5ヶ月経過した今、政府や新聞・テレビは福島原発の現状を以前より国民に発信していないのはなぜなのでしょうか?それとも事故処理が収束に向かっているのでしょうか?いまは自分なりにネットや書物で情報収集・分析していますが、どう考えても事故が収束に向かっているとは到底思えません。このままだと放射能汚染がさらに拡大し、関東地方も住めなくなるのではないかと心配です。でも、人々は何事もなかったように普通の生活に戻っている。どこか違和感を感じてしまうのですが、考えすぎでしょうか?西日本への移住も真剣に考えています。真実の情報が知りたい!!