メルトダウン(炉心溶融)との言葉が昨日保安院より出てきましたが、メルトダウンとはどのような状態なのかについて記載いたします。
メルトダウン(炉心溶融)とは?
メルトダウンとは、簡単にいってしまえば燃料の熱に耐え切れず原子炉内部から溶け出すことを言います。
完全に溶けて外部に出てくることをフルメルトダウンと言うようです。
原子炉は停止していても燃料は崩壊熱というものをもっており、物質によっては何年もの間発熱します。
だいたい2800度で燃料が溶け出すと言われており、溶け出した核燃料は原子炉の底にたまります。
底にたまり密度が上がると再臨界といわれる核反応を起こし、熱量も放射性物質も大量に出します。
その段階、あるいわ再臨界がなくとも崩壊熱により、原子炉内部が溶け出す状態をメルトダウン(炉心溶融)と言います。
メルトダウンから水蒸気爆発の危険性
フルメルトダウンがあり、燃料が外部へ漏れだし、水に触れると一気に水蒸気を発生させ、爆発する可能性があります。
水蒸気爆発というとチェルノブイリ原発事故と同様の爆発になり、大変危険です。
チェルノブイリ原発事故でも水蒸気爆発後、さらにメルトダウンによる水蒸気爆発の危険性が指摘され、大量の労働者を雇い、地下を掘り進み水蒸気爆発を防ぎました。
その動画はこちら→「チェルノブイリ原発事故の放射能汚染による被爆者と石棺までの動画」
隠蔽されていたメルトダウン(炉心溶融)
メルトダウンについては、海水を注入できなくなった時期から周辺の放射性物質の検出などから指摘されていました。
14日に記者がメルトダウンの危険性を言った時、東電政府が”メルトダウンはありえないと言い続けました。
当ブログでも3月16日の「福島原発がチェルノブイリ原子力発電所事故になった場合の避難範囲」の記事の時点でメルトダウンについて言及しております。
政府はメルトダウンの可能性が非常に高いことを把握しておりながら「メルトダウンは起こっていない」ととれる発言を繰り返してきました。
その証拠に、
- 細野総理補佐官、BS朝日に生出演時に「格納容器からの漏れでありメルトダウンと考えていたが、そう積極的に発表する気分にはなれなかった。」と発言
- 「保安院、福島1~3号機で「溶融」認める」のニュース記事
などが最近になってニュースになっております。
現在原子炉内部の情報が把握できておらず、フルメルトダウンなのかわかりませんが政府はフルメルトダウンではないと発言しているようです。
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