1号機メルトダウンで工程表通りは不可能に!今後の危険性について

福島原発1号機でフルメルトダウンが起きていることが確定的となりました。
メルトダウンについて詳しくはコチラ→メルトダウン(炉心溶融)とは?

一号機では注水を繰り返しても水位が上昇しないことから、燃料の温度が上昇し溶け出し格納容器を内側から溶かして外部に燃料が出てくるメルトダウンが起こっていたことが確定的となりました。 
いつごろからこのような状態だったのか?またメルトダウンが判明したことで懸念される危険とは?について記載いたします。

一号機メルトダウンは地震発生直後から

東電は「地震発生16時間後、燃料の大半溶融」していたことを発表しました。
それによると、

1号機は3月11日午後2時46分に地震が発生して原子炉は自動停止。午後3時半頃に津波が到達して電源が喪失した。冷却水が送れず水位が下がり、午後6時頃には燃料棒の露出が始まった。午後7時半頃には燃料棒がすべて水から露出し、燃料の被覆管が溶け始めた。午後7時50分には一部の燃料が圧力容器の下部に落下。午後9時には燃料の融点のセ氏2800度に達した。12日朝には大部分の燃料が溶けた。

東電は4号機の原子炉建屋が壊れた原因も公表した。3号機の燃料溶融で発生した水素ガスを排気筒から外部に放出した際に、排気管から4号機側に水素が逆流した可能性があるという。3、4号機の排気管は排気筒付近でつながり、逆流した水素が4号機の建屋に入り爆発したとみられる。

とあります。

また格納容器に穴があいた時期については詳しくは判明しておりません。

メルトダウンから懸念される危険性

現時点で放射性物質の燃料が外部に出てきている可能性が高いので、燃料を取り出すのが現時点ではほぼ不可能になってしまいました。
それによる福島原発事故収束までの工程表の見直しが確実となり、専門家の間では数年単位(5年以上)での解決と予想されております。

さらに注水していた水はほぼすべて外部に漏れてしまっており、現在まで大量に注水した水が地下水となり海に流出し海洋汚染が広がります。
注水をやめることもできないので、今後も汚染が続くことが予想されます。 
水が漏れ続けていることから建物内の放射線も厳しい状態が続くので作業が難航することが予想されます。

また、爆発の危険性については、現段階では格納容器の温度が低く、爆発の可能性は低い状態です。
メルトダウンをするほどの高温度の燃料と水が反応すると、水素爆発や水蒸気爆発の危険性があり大変危険な状態だったことが予想されますが、現段階で低温になっているので爆発は運良く免れていたということになります。

今回の福島原発一号機のメルトダウンによる格納容器の状態、溶け出した燃料の場所等不明な部分が多く、今後の動向が注目されます。

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