福島原発事故には海外からアメリカ軍をはじめ多数の軍隊が協力してくれています。
さらにチェルノブイリ原発事故に近い状態まできてしまい、放射能・被爆量が増えてきてから海外のメディアの報道と日本の報道に違いがあることがわかりました。
日本政府はやはりパニックを避けるために言い方を工夫したり、現状の問題をきちんと伝えきれていない気がします。
では実際に海外のメディアはどのように福島原発事故を把握しているのかを実際にそのニュース記事と共に記載します。
独メディア「日本政府は事実を隠蔽、過小評価」
日本にきていたドイツの民間団体「フメディカ」の救援チーム5人は急遽帰国後「日本政府は事実を隠蔽し、過小評価している。チェルノブイリ(原発事故)を思い出させる」と早期帰国の理由を語った。
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福島原発における海外メディアの報道一覧
あまり否定的な意見が少ない日本に対して海外は危機感をもっと強く報道しているようです。
NYTimesの記事は、米国大使館が「80キロ圏」の退避勧告を出した深刻な現状認識を具体的に記述している。
記事要約
- 原発周辺では、放射線レベルが、作業が困難なくらいに上昇しているのではないかと専門家が分析(これは事実で日本政府も発表)
- ヘリコプターによる作業は、「放射能を含む上昇流」の中に飛んでいくことを意味するので、不可能。(実際には一度退避後、強行した)
- 「制御可能」なものであるかという点についての認識は厳しい
- 露出された使用済み燃料は、50年にわたって生命に危険を及ぼすレベルの放射能を出し続ける
香港メディアの福島原発への反応
記事要約
- 1~4号機の格納容器がすべて破損して大量の放射性物質が飛び散れば、対処する手段はなくなる
- 最悪の場合、1986年に大事故が起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発に倣い、施設全体を石棺のようにコンクリートで固めて放射性物質を封じ込める方法しかなくなる
日本であまり報道されない各国大使館が日本在住の自国民に向けての反応
フランス大使館
「極微量の放射線が10時間後に東京へ。東京からの退避勧告」(実際に少しだけ東京の放射線量は増加した。)
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「フランス人へ向けて東京で被ばくによる健康被害を抑える「安定ヨウ素剤」配布開始」
ドイツ大使館
・「国外退避検討を呼び掛け」
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アメリカ・韓国・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランドの避難勧告範囲
アメリカ・韓国・オーストラリア・ニュージーランドは80km以内に住む自国民に避難勧告
シンガポールは半径100km以内に住む自国民に避難勧告
海外の反応は日本の報道よりも危機感があるようです。
今になって日本の報道も危機感が出てきたと思われます。でも実際は地震直後に各方面から危険だということを指摘されていました。
それでも報道は大丈夫という声ばかりを報道していました。
はじめはスリーマイル島の原発事故のようなことにはならないと報道され、でも実際は今までで一番の原発事故であるチェルノブイリ原発事故にせまる大事故になっております。
あえてこのような危機感をあおる記事を書いた理由は、もっと多くの方に危機感をもってもらい、可能であれば退避してほしいという思いで記事にしました。
例えば、90%で何ともないが、10%で被曝する
ということがあった場合、この危険性の受け取り方は人それぞれですが、被曝すると取り返しがつかなくなる可能性がある以上、私は退避したほうがいいと考えております。
大事なのは自分や家族、大切な人の健康です。
何も起こらなければ少しすれば戻ってこればいい。ただそれだけのことだと思います。
万が一の可能性がある以上、その万が一を考えて行動することが大事だと思います。
実際に私は地震後の13日にフランス大使館が避難勧告をだしたことを聞き、知り合いには避難するように伝えましたが、やはり仕事等があるので聞く耳をもってくれない方がほとんどでした。
ですが、仕事で離れられなくても避難をする準備だけはできますので、どうか準備だけはみなさんしておいてくださいますようお願いいたします。
少しでも多くの方にしっかりとした危機感を持っていただき、少しでもみなさんが無事でありますことを願っております。
天野といいます。
社長ブログ様の文章は、優しくとても説得力がおありで、
わかりやすい印象を持ちます。
たぶんお気に入りの読者の方たちも、
同じように感じられておられると思います。
そういう意味で、とても読者様に影響力もおありと思い、
私からもコメントに、一筆させて頂きました。
よろしくお願いいたします。
原発のことですが、諸外国の考え方としては、
日本の原発のいまの状況について、
詳しい現状の情報を知るのに時間的な誤差があったり、
または詳しく得られない状況もあることから、
すでに事態が最悪の事態になった場合想定して在日の方へ、
通告していると思うんですね。
昨日の情報では避難してきた、原発の近くに住んでおられた福島県民の方たちの放射線汚染の検査結果は、皆無とされています。放射線の測定値も各地でリアルタイムで公表されている上、原発の危険回避作業の正確な情報も私たちに伝達されていると思われます。
ただし、伝達内容が不明瞭であったり、混乱を招いてしまうような伝達の仕方があることは事実だと思います。
避難や退避場所を拡大して考えたほうが安全策としては確実だとは思いますが、
私としては、現状の政府の20~30kの圏外退避、自宅退避という勧告は不十分ではないのではないか、と思います。
また、原発の危険回避作業は、一進一退の攻防が続く中、
15日以降は、多少、希望の道が見え始めているように個人的には思います。
本日は、突然お邪魔致しまして、長々と失礼いたしました。
>天野さん
ありがとうございます。
大使館の退避勧告の距離はまさに天野さんと同じように政府も述べておりました。
私としては天野さんのようなご意見と、より危険視する方のご意見等さまざまな情報から、より遠くへ避難していたほうが安全だと思い伝えさせていただいております。
希望の光が見え始めているとのことで、私としても今後悪化せず無事解決することを本当に心から願っております。
貴重なご意見ありがとうございます。