東京都葛飾区にある浄水場の水から1リットルあたり210ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表がありました。
東京都は乳児が摂取して良い基準の上限となる1リットルあたり100ベクレルを超えているとしてこの浄水場の水道水を利用する東京23区と武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市の水道水に放射性物質であるヨウ素が含まれることから乳児に限って水道水の摂取を控えるよう呼びかけています。
水道水の放射能汚染の基準値について
今回日本で設定された大人の基準値は1リットルあたり300ベクレル。乳幼児は100ベクレル。今回検出されたのは210ベクレル。
WHO(世界保健機関)の基準は10ベクレルとかなり厳しい基準のようです。
政府によると、今回放射性物質が検出された水道水を飲んでもただちに影響がないレベルで、仮に1年間摂取した場合に影響が出るかもしれないとのこと。
東京都の水道水が放射能汚染された一番の理由
放射性物質ヨウ素131が検出された理由として、昨日降った雨によるものが大きいと発表がありました。
晴れたり、風向きによっては影響が減ると思われます。
調査結果は後日発表されたり、マンションとかではタンクとかに貯水されるものもあるので、注意が必要です。
本日23日に発表された調査結果は21日に検査したもののようです。
乳幼児・赤ちゃんを粉ミルクで育てられている家庭での対策
政府からの発表もありましたが、水道水を粉ミルクで作るのは控えてください。
ミネラルウォーターも赤ちゃんの粉ミルクには適していないようですが、水道水で作るよりはいいとのことです。
ミネラルウォーターは乳幼児にミネラルを与えすぎてしまうのでミネラルのバランスが崩れたりと本来ならばミネラルウォーターは適しておりませんが、正しい選び方、作り方をすることで乳幼児に害のないようにミネラルウォーターで粉ミルクからミルクを作ることができます。
森永乳業に電話をして詳しく聞いてみました→ 水道水汚染時にミネラルウォーターから乳幼児・赤ちゃん用ミルクの作り方(作成中)
17日に貴ブログと出会い、19日に決断・手配をし、21日に埼玉から九州へ子供3人だけ避難させました。今回の事故でまだまだ不安はいっぱいですが、子供の心配がなくなっただけ、幸せです。その後、仕事にも集中できるようになりました。
食品、水、土壌、放射能汚染が進んでいる様ですね。時期尚早ではありますが、「より効果的な屋内退避」について、教えて頂けると大変ありがたいです。
知っておいて、あらかじめ準備をしておきたいと思います。通常1/10に減らせると言われているものの精度をいかに上げるか? 「緊急避難」が出来るとも思えないので。
ま、3号機が吹っ飛んだら全く役に立たないでしょうが…。
>さみぃさんへ
コメントありがとうございます。
より効果的な屋内退避ですが、緊急時ですと
・換気をしない(外気を取り込まない)
・水道水は飲まない(水道水汚染時に内部被曝を防ぐため)
ことが最重要になります。
また、外出時に屋内退避指示がでた場合は、玄関先で上着を脱ぎ、破棄。
すぐにシャワーを浴びて体に付着している放射能物質を洗うといったことが重要になります。
もしもシャワーが使えない場合は濡れタオルで体を拭きとりましょう。
もしも原発に比較的近い範囲にお住まいでしたら外出時は必ずマスクをしていたほうが無難だと思います。
社長さま
ありがとうございます。
マスクは今もしていますので、大丈夫ですね。
「粘膜から吸収される…」と言っていたので、水泳用のゴーグル(私は眼が悪いので、度付きのもの)を持ち歩いています。
それと、プラスチックグローブ…。
玄関には汚染された衣類を入れられる袋を用意します。
>さみぃさんへ
いえいえ、私なんかのアドバイスでよければいつでも質問してくださいね。
そうですね、特に外出時はできるだけの防備をしておいて損はないと思います。