福島原発2号機の圧力抑制室(サプレッション・プール)が破裂し、放射能物質が水と一緒に漏れだし放射能での被曝の危険性が出てきています。
さらには1号機、2号機は冷却中、4号機は火災が発生(米軍による消化済み)したりといった不安定な状態が続いております。
そのため福島原子力発電所より半径20km以内の住民には避難勧告、さらには20km~30kmの周辺住民の方には、下記のような対策をして放射能汚染から身を守るよう指示がでています。
※現在人体には影響がない範囲での放射能のようですが、自宅退避の指示が出てますので、必ず守るようにしてください。
福島原発放射能汚染 被曝しないための予防・対策方法
- 外出はせず、屋内退避してください。
- ドアや窓は閉めてください。
- 換気扇やエアコンは外気と一緒に放射線物質を取り込んでしまうため使用しないでください。
- 洗濯物は干さないで部屋の中に干してください。
- 今後雨が降った場合は濡れないようにしてください。
- 避難のためもし外に出る時は、放射性物質が鼻や口、皮膚の傷口などから体内に入る「内部被曝」を防がないといけないので、濡れタオルで鼻や口を覆う。皮膚を露出しないような服装になる。
- できれば風向きにも気を配ったほうが良く、風下は放射線物質が流れてくる可能性があるので風下に入らないように注意する。
- 外出中の方はすぐに自宅に避難し、放射能物質による被曝している可能性があるので、
シャワーを浴びて放射能物質を洗い流してください。 - 外出していた服は袋に入れて触れないようにしてください。
薬による放射能汚染 被曝対策方法
放射性物質の一つであるヨウ素は、体内に入ると甲状腺に集まりやすく、特に子どもでは甲状腺がんの原因になりやすい。
ヨウ素の甲状腺への取り込みを防ぐ薬(安定ヨウ素剤)がある。
安定ヨウ素剤の入手先
薬局では売っていない。ヨウ素が大量に取り込まれる恐れがあると専門家が判断した地域の住民に限り、甲状腺がん予防のため、避難所などで配布されるようです。副作用があり、服用できない人もいる。
一定以上の被曝が確認された場合、通常は、衣服を脱いだり、ぬれた布でふきとったりして、放射性物質の周囲への拡散を防ぐ。 また、体内に入った放射性物質に対しては、排出を促す薬を用いる。
また、周辺の地域住民の方々はなるべく後日にでも被曝されているかどうか検査したほうがいいと思われます。
貴重なご意見、大変参考にさせていただいています。
今日は、午後から関東地方では雨が降る予報になっていますが、やはり原発の放射性物質が多少なりとも含まれていると考えられますか。
ご意見をいただければありがたく思います。
神奈川県川崎市在住です。
状況はとても理解できますが、日本を出るにしても長期ビザも必要であろうし、海外に知人も無し。それ相当の現金も必要だろうし、逃げ出したくても、方法が無い。どうすればいいの?
>oliveさんへ
さきほど官邸より発表がありましたが、今後東北・竿灯に降る雨には放射能物質が混ざっている可能性があります。
ですが今はまだ微量ですので人体には影響がないかと思われます。
外出時には傘をさして、濡れないように、そしてもし口へ流れてきても飲み込まないようにしてください。
もし濡れた際には帰宅後シャワーを浴びて洗い流してください。
>rari-mamさんへ
避難したくても避難できない方はたくさんいらっしゃるとお聞きしております。
もしも避難が必要な事態になったときに退避が遅れないようにしっかりとした準備だけはしていてくださいませ。
情報提供ありがとうございます。
もう少し詳しく知りたいのですが、
放射能を含む雨は、降っている間ずっとということでしょうか?
空気中に浮遊している放射能(被爆した塵も含め)は 雨振り出し時には高濃度になるとはおもうのですが。
>LUMIさんへ
コメントありがとうございます。
今日の放射能量のデータによりますと、雨が降った6時以降緩やかに数値が上昇し12時をピークに下がり始めたことから、降り出し時から数時間はより放射能物質が混ざるということになります。
長時間降ると雨が降っていない数値に近づいていくということですが、雨が降ってから6時間でピークを迎えたことから、雨が降っている間は放射能物質は少なからず増えていると考えていたほうがいいと思われます。
詳しくありがとうございました。
注意して生活したいと思います。
とてもわかりやすかったです。
またお願いします。