福島原発で放射能被曝した場合のシーベルト単位(放射線量)別の症状

福島原子力発電所は東北関東大震災により歴史に残る大事故となり、現在も状態は悪化していっております。

これにより、放射能は一時現場では400ミリシーベルト(mSv/h)を観測しテレビではミリシーベルトやマイクロシーベルトなど聞きなれない単位が飛び交っています。

ここでは、シーベルトの単位についての詳細と、実際にどれほどのシーベルトの放射能被曝をすれば具体的にどのような症状になるのかを詳しく解説いたします。

シーベルト(Sv)の単位の詳細

まず簡単にご説明すると、
1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=1000000マイクロシーベルト(μSv)

となります。

また、単位にはそれぞれシーベルト毎時(Sv/h)やシーベルト毎秒(Sv/s)などがありますが、よくテレビで400マイクロシーベルト(μSv)とだけ言っているものはたいていその場所に1時間滞在すると400マイクロシーベルトの放射能に被曝する毎時のことをさしています。

シーベルト単位の被爆量による症状の詳細

ではどのぐらいの放射能量に被曝するとどのような症状になるのか。
わかりやすい画像があったのでご紹介します。

※下記数値は被爆量の合計でのだいたいの目安が載っております。

例えば100mSvを5時間浴びた場合と500mSvを1時間浴びた場合、被爆量は同じですが、実際はより短時間で被爆したほうが症状はひどくなります。

被爆量別症状の詳細

これによると、

胸のレントゲンで0.05ミリシーベルト
人が生きて行く中で自然と受けている年間量が2.4ミリシーベルト
全身CTスキャン1回で6.9ミリシーベルト

などが日常生活での放射能量になります。

体に害を及ぼす被曝量は、200ミリシーベルト以上になっております。

また妊婦の方は100ミリシーベルトまでは大丈夫のようですが、それ以上被曝すると胎児に影響が出てくると言われております。

人間には自然治癒力があるため軽度の被曝だと回復するので問題ありませんが、200mSv以上になると、将来ガンになりやすくなったりだとか、その場ですぐに発症しなくても影響が出ると言われております。

現在福島原発の放射能量は変化し続けておりますので、今後も注意が必要です。

13 thoughts on “福島原発で放射能被曝した場合のシーベルト単位(放射線量)別の症状

  1. いつもご教示ありがとうございます。
    とてもわかりやすくて勉強になります。
    切迫した状況が続いていますが、5 6号機の使用済み燃料棒の水温が上昇してるとの事で、
    もし、1〜6号機のすべての燃料棒から放射線が放出されるような状況になってしまうと、放出される放射線の量はチェルノブイリよりもかなり多いのでしょうか?

  2. >ゆうさんへ
    コメントありがとうございます。
    1~6号機すべてがたしかに危険な状態ではなります。
    もし6つすべてから放射能がでた場合、予想される放射線量は現地では今よりも多くなることは確実ですが、爆発をしない限り遠くへは飛び散りませんので避難範囲はかわらないと思われます。

    具体的にチェルノブイリと比べてどうかという判断は実際に燃料の純度も違うことや複数施設の同時事故が過去にありませんので正確には把握できないですが仮に現地での放射線量がチェルノブイリの場合より多くなったとしても爆発して飛散しなければ被害を受ける人はチェルノブイリの場合より少ないと思われます。

  3. 私は埼玉県なのですが、そんなに危ないのでしょうか?

    テレビでは何も言ってないので教えて下さい!

  4. 初めまして。
    とてもわかりやすく勉強になりました。質問なんですが、政府がすぐに影響が出る値と発表してましたが、将来的には影響が出るという事なんでしょうか?また、食品汚染などが起こった場合どのような対策を取ればよいのでしょうか?
    来月から福島の近くに行くので不安です。

  5. いつもありがとうございます。
    燃料棒の数が多いので、臨海して、万が一爆発した場合の威力はチェルノブイリよりも増す可能性があるのでしょうか?

  6. >みいさん
    危ないか危ないかで判断すると、何かしらの爆発が起きた場合には危ないと思われます。
    そしてその可能性は0%ではなく、現在も状況が悪化しておりますので、もしもの場合はすぐに退避できる準備だけはしておいたほうがいいと思われます。

  7. >ぽんさん
    政府がすぐには影響が出ない値と発表しているのは、将来的にがんの発生率等が上がる可能性は考慮されておりません。
    東大病院放射線治療チーム の発表によると100ミリシーベルト放射能が蓄積されると0.5%のガンの発生率が上がるようです。
    現在退避区域外における放射能濃度はそこまで高くありませんので、現在のところ将来に影響は与える数値ではないと思われます。
    もし爆発し飛散してきた場合には将来に影響を与えるレベルの放射能が飛散されることになります。
    参考)単位は 1シーベルト=1000ミリシーベルト=1000000マイクロシーベルトです。

  8. >ゆうさんへ
    複数施設の同時爆発等があれば、威力という点では上回る可能性はあるかと思われます。
    チェルノブイリの場合は一気に爆発したあと火災が発生し、この火災が続いて飛散し続けたということがありますので、爆発後の対応により飛散範囲は変動するかと思われます。

  9. あまり調べていないので、ちょっとの知識での失礼な質問になりますがご容赦下さい。

    今回の原発関連の記事、たいへんありがたく拝読させて頂きました。

    わたしが住んでいるのは福島市です。第一原発から約60kmの距離にあります。
    今現在は、退避区域外の中で一番高い放射能を測定していますが、『ただちに』健康に影響の出ない値で推移しています。そこで、この地域にて被曝した場合『ただちに』健康に影響が出ない程度なのであれば、わたしは60km圏外退避勧告が出るまでは動く気はありません。新聞等で見たのですが、被曝した際に発症するであろう甲状腺がんへの影響を和らげる「ヨウ素剤」の配布が40歳以上だそうですね。これを見て、40歳以上は安心なんだなと思ったわけではありません。『あ〜、2〜30年後に健康に影響が出るってことかな』と感じたのです。わたしは今現在30代前半ですが、『最悪の場合』2〜30年後に健康を失う程度(と言っていいのか分かりませんが)なら、今はこの現状を見守っていこうと考えています。父母もすっごく元気ですが70代です。

    勘違いしないで欲しいのは、もちろん40歳以下の方・妊婦さん・お子さんとその親御さんは、出来るなら可能な限りここから離れて欲しいと思っています。わたしも、この先病気を抱えていくのは嫌だとは思っています。

    上記の回答でも仰られてるように、『東大病院放射線治療チーム の発表によると100ミリシーベルト放射能が蓄積されると0.5%のガンの発生率が上がる』という情報ももっと周知させると良いのかなと。それを聞いて不安になる方もいるでしょうが、「そうか」と思う方もいると思うんですよね。

    こういう考えは甘いのでしょうか。

    不快でありましたら、削除して頂いて大丈夫ですので。

  10. 初めまして。『シーベルト単位の被曝量による症状の詳細』がとても気になるのですが、画像ページへとべません…。どこで知る事ができますか?

  11. >妊婦の方は100ミリシーベルトまでは大丈夫のようですが、それ以上被曝すると胎児に影響が出てくると言われております。

    100ミリじゃなくて1ミリシーベルトですよー

  12. > 体に害を及ぼす被爆量は、200ミリシーベルト以上になっております。

    これはあくまで急性症状だけで、
    1ミリシーベルトですべての細胞に一回は放射線が通ってしまうと言われています。
    200ミリ以上でないと害がないというのは、ありえないと思います。

    放射線によって破壊されるDNAは確かに修復機能がありますが、
    破壊具合によって、塩基配列を確実に修復なくなります。

    防護服などの機器、専門知識のある東京電力の社員でも、
    100mシーベルト/年に被曝を制限されていたことを考えると、
    数十ミリ単位の被曝は危険だと思います。

  13. >かのさんへ
    コメントありがとうございます。
    不快だなんて思いません、意見が聞けてありがたいと思っております。
    かのさんのようなご意見の方も実際にいらっしゃると思います。
    私はこのブログを通じて危険性を伝えて、必要な範囲の危機感をもってもらいたいと思い更新しております。
    でもそれは私のエゴなのかもしれません。
    東大病院放射線治療チーム の発表に関しましては後日まとめて記事にしようかなと思っているところでした。
    貴重なご意見ありがとうございます。
    また、コメントの返事が遅れてしまいもうしわけございません。現在誠にありがたいことなのですが、たくさんのコメントに私自身の返答が追いついておりません。
    必ず返答していきますので、少々お待ちいただく場合もあるかと思いますがよろしくお願いいたします。

    >ららさんへ
    シーベルト単位の被爆量の画像はクリックで拡大表示されるようになっております。
    その他画像としては
    被爆量別の症状1
    被爆量別の症状2
    などがありますので、ぜひ一度ごらんくださいませ。

    >うほさん、hogeさんへ
    コメントありがとうございます。
    そうですね、たしかに100ミリ以下でも放射能は無害というわけではないので、おっしゃるとおり100ミリ以下なら”害がない”というのは間違いですね。
    今回の記事で100ミリシーベルトと記載しているのは、200ミリ以下の臨床実験では人体に影響が見られなかったということと、東大病院放射線治療チームが妊婦の方は100ミリシーベルト以下だと大丈夫だということを発表しているので記載させていただきました。
    貴重なご意見ありがとうございます。

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