福島市の大波地区で収穫されたコメから、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、その地区の米を緊急調査し、今年生産されたコメを対象に行っている全量調査で、検査を終えたコメ864袋(1袋30キロ)のうち、15%に当たる131袋から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表がありました。
これにより基準値超えの米が流通していただけでなく、ただ測っていなかったという事実が判明しましたので、さらなる不安が指摘されております。
福島県の米から基準値超えのセシウム検出により今後注意すること
今回基準値超えのセシウムが測定され、大波地区の米をすべて検査して判明しましたが、その地区の米の15%もの量が基準値超えの放射能汚染された米でした。
これにより、今まで基準値以下だから安全と言っている福島県の米は全てを検査しているわけではなく、一部を検査し安全と言っているということが確定しました。
ということは、当たり前ですが、福島県の他の食品も同様に全て検査してから販売しているわけではないということです。
膨大に流通している食品を全て出荷ごとに測定するほど検査機関は多くありませんので、全てを検査して出荷することは不可能ですが、その不安定な検査が今回このような事態に発展しました。
風評被害と言っている場合ではなく、今回の基準値超えの放射能汚染された米が流通していた事実から、もう完全にこれは福島県産や茨城県産、またはその周辺の食品はすべて危険だということです。
もともと基準値以下でも絶対に安全とは言えないのですから、特にお子さんがいらっしゃる家庭の方は、もう福島原発周辺地域の食品は買わないことをおすすめします。
今は大丈夫かもしれません、ですが食品により被曝し、将来ガンになったとき悔やんでも悔やみ切れない現実が待ち受けてます。
汚染食品を食べると子育て中の母親の母乳にセシウムが含まれ、赤ちゃんへ親から子へ被曝する可能性もあります。
原発周辺地域の農家の方には本当に心苦しいですが、このような事実が判明した以上、やむおえません。