福島原発】プルトニウムが土壌より検出!汚染範囲・危険性

プルトニウム238,239,240が発電所敷地内の土壌分析の結果、検出されました。
今回は5箇所での分析でしたが、今後はそれ以外の地点でも調査を行うようです。

今回検出されたプルトニウムはどのようなものなのか?さらに予想される被害範囲をご説明します。

プルトニウムとは

「史上最強の猛毒」と言われるプルトニウムですが、主に原発の燃料から1%程度生成されます。
話題になっていた3号機のMOX燃料はこの生成されたプルトニウムを燃料に4%程度含めた燃料です。

その毒性ですが、主に内部被曝が危険です。
内部被曝すると他の放射性物質よりも非常に少ない量で被害が現れ、特に粉塵等で吸引し、肺に留まると発癌性が高く、他には腎臓などに障害が現れやすいです。
プルトニウムは一度吸収されると体外へ排出されにくく骨と肝臓に蓄積されやすいとされています。

また、半減期はプルトニウム239が2万4千年、Pu240が6600年、Pu238が88年と長く、もし飛散すれば少量でも相当の被害になると言われています。

今回の福島原発事故で燃料損傷等から敷地内に飛散したものが検出されたものだと思われます。
検出された土壌は原発から500m離れたところで、21-22日に採取されたものです。

プルトニウムの被害範囲について

今回検出されたプルトニウムは、これまで国内で観測されたことのある数値だとのことで、影響がないとのことですが、今回の会見ではすごく曖昧な回答が目立ち、実際どの程度の数値で健康に被害が出るのか等の回答は得られず、引き続きモニタリングしていくと繰り返し発言された発表でした。ですが質問する記者は今までよりもかなりきつめの口調だったことから今回検出されたプルトニウムへの関心が伺えました。

予想できるプルトニウムの被害範囲ですが、ヨウ素やセシウムよりも少し飛散しにくい特徴がありますのでそこまで被害範囲が広範囲になるとは現時点では考えにくく、検出された量も少量とのことですので、避難範囲外ではまだ特に気にする必要はないかと思われます。

もし仮に今後もっと多くの量が飛散した場合、かなり危険な放射性物質で、その長い半減期から土壌汚染や海洋汚染、水質汚染すべてで長期間に渡り汚染され、間接的な内部被曝の可能性も高まり大変危険ですので、今後飛散しないよう注視していく必要があります。

10 thoughts on “福島原発】プルトニウムが土壌より検出!汚染範囲・危険性

  1. こんにちは。千葉県在住の者ですが、今主人の実家である岐阜県中津川に1歳4歳の子と避難しております。私の周りのネット情報は、結構な著名人が、チェルノブイリ関連の科学者達が、日本政府は、福島原発を過少評価し過ぎる、今首都圏にもプルトニウムは飛散している、もしも再臨界を起こしたら、避難距離は600キロ圏だと大騒ぎしております。本当にそんな可能性があるのでしょうか?東電の記者会見では、再臨界の可能性をほのめかしたといいます(夜中なので私自身は見られませんでした)人によっては土壌汚染は諦めてとにかく冷却しないと日本は破滅すると言っております。4月から千葉で4歳の子の幼稚園が始まります。今、格納器から漏れている放射線が収まるのはだいたいどの位かかるのでしょうか?4月には戻らない方がよいでしょうか?私は千葉に残っている主人や親兄弟が心配でなりません。ご回答いただけるとありがたいです。

  2. 数日前に、こちらのブログを発見し、原発関係の記事をすべて拝見させていただきました。

    また、何か進展があると、必ずこちらのブログをチェックさせていただこうと決めています。

    神奈川在住ですが、子供が居るため、
    現在は名古屋の実家に3月16日から帰省しています。

    4月には入園を控えているため、一旦今週末にでも自宅に戻ろうか、と考えていますが、とても心配です。

    今後の事態が誰にも予測できないから、柔軟に対応するしかないですよね、

    数年後に子供の健康に何かあったらとても怖い・・・

    これからも、情報をよろしくお願いします。

  3. 社長さま
    いつも解りやすいお話をありがとうございます。
    ヨウ素、セシウムに継ぎ、ついにプルトニウムも出てきましたね、土壌汚染。
    前者2つは飛散しやすく、既に東京などでも通常より濃度が高くなっていますが、
    「気化しにくいので、プルトニウムは飛散しにくい」と言われてもどの程度?か見当がつきません。
    もしお判りでしたら、ヨウ素、セシウムなどとの比較を教えて頂けたらありがたいです。
    九州に子供だけ避難させてそろそろ10日経ちますが、原発の解決よりも、学校の新学期の方が早く来てしまいます。
    大気中の放射性ヨウ素量も減ってきたし、原発の様子を見ながら、4月に入って呼び戻そうかと思っていたのですが、どの程度の危険を考えていたらいいのか?判断に迷います。

  4. >あやこさんへ
    現在様々な方々が原発の今後に関して予想されていまして、いろいろな意見があるのも確かです。
    再臨界ですが、可能性としてはあります。もし内部で燃料が溶けて一箇所に固まると臨界が始まるとされています。
    現在原子炉内部は冷却されていますので、仮に冷却ができず温度が上昇し続けた場合、その可能性はあると思われます。
    また、プルトニウムですが、質量が重く飛散しにくいとはいえ、爆発等や強風だと飛散します。
    もしも再臨界を起こした燃料に水がかかってしまった場合、一気に水が蒸発し水蒸気爆発を起こします。
    もしも爆発をすると微量ではありますが600キロの範囲でも少なからず様々な放射能物質は降ってきます。
    チェルノブイリ原発事故で爆発した後、重いとされているプルトニウムでさえかなり微量ですが日本に飛散してきています。
    避難距離はチェルノブイリ原発事故で250~300kmとなっておりますので、その倍は少し広範囲すぎるかなと思いますが、600kmでも風向き次第では飛散してきますので、万が一を考えるとより遠くへ避難しないといけないかもしれません。
    ただ、爆発が起こる可能性は現時点ではかなり低くなってきております。
    また4月に戻られるとのことですが、現時点でも放射能物質は飛散してますので、外出時のマスク、特に雨の日には濡れないように注意はしていたほうがいいと思われます。

    >mikycatさんへ
    現在の原子炉から漏れていると思われる水の処理と、現在も少し不安定な冷却と原子炉の圧力が安定すれば原発周辺以外ではまだ一時期に比べて安心して暮らせるようになるかと思います。
    ですが、やはり悪化しない可能性も否定できませんので、mikycatさんがおっしゃられるように今後次第であります。
    このようなブログですが、できるだけみなさんの役に立てるよう更新します。今後ともよろしくお願いいたします。

    >さみぃさんへ
    プルトニウムの質量ですが、ヨウ素やセシウムと比べて約2倍程度です。
    ヨウ素131セシウム134プルトニウム238などの名前の後についている数字が相対的な質量になります。
    さみぃさんがおっしゃられたようにプルトニウムは気化しにくく飛散しにくいのですが、強風などの場合は遠くまで飛散します。
    ただ、現時点で500mの位置で検出された量はごく微量でしたので、何十キロ先まで大量に飛散していることは考えにくいですので、爆発等での大量飛散がない限り飛散が広範囲になることは現時点では考えにくいかなと思われます。
    説明がヘタで申し訳ないです。
    またプルトニウムでの外部被曝は皮膚を通さない放射線なので、それほど危険性はなく、危険なのは粉塵を吸引してしまい、肺などに取り込んでしまう内部被曝ですので、もし仮に飛散していた場合、マスク等の着用は効果的です。

  5. 貴重な情報をありがとうございます。

    プルトニウムの飛散の件で2つ質問があります。

    まず、粉塵に付着する位の超微細な放射性物質プルトニウム239と、あの迷惑極まりないって言われてた中国の黄砂や火山灰と比較したら、どっちが遠くまで飛ぶのはどっちだと思われますか?
    (う〜〜〜ん、ホコリと砂は、いったいどっちが重いのだろうか。。)

    そこでもう1つの質問です。
    重いって言葉ですが、テレビ等で見る政治家や専門家の方々様は、重量の事か、比重の事なのか明言してないので、誤った情報ではありませんが、どっちなのかよく分かりませんが、ネットでは、多くの方々が、重量の方で解釈されて書き込んでらっしゃる様に思うのですが、いったいどっちだと思われますか?

  6. 茨城県日立市に住んでおります。野菜の出荷規制に加え、きびなごにも放射能汚染が確認されました。魚や野菜だけでなく、ここで暮らす私達も気がつかないうちに汚染されているようで不安です。が、原発から約100kmの距離なのでこちらの人達はなんとなくのんびりしているように見えてしまいます。小学生3人の子供がいるので毎日不安ですし学校へも正直行かせたくありません。やはり避難する事も考えた方がいいでしょうか。とりあえず現在は春休み中はほとんど家の中にはいます。

  7. >CHI-CHIさんへ
    黄砂の粒子がどの程度のものであるか申し訳ないのですが勉強不足でわからないのですが、プルトニウムの粒子はインフルエンザウィルスの約3倍の粒子だとのことで、火山灰より軽いと聞いたことがあります。
    重いという言葉はおそらく空気との比重に対してが正確なのだと思いますが、質量と書いたほうが分かりやすいのでみんなそう書いているのだと思われます。

    >マロンさんへ
    まず、現在の情報からは、原子炉が損傷していて修復が不可能の可能性が高いということからこのまま放射能汚染水が1年程度で続けると予想されます。
    ですので、仮に汚染された水を汲み取り続けたとしても地下水から海洋汚染につながる可能性が高く、また放射能物質ヨウ素とセシウムは揮発性が高いので、大量には飛散しないですが、ほんのわずかづつですが放出され、チェルノブイリ原発事故と同じぐらい放出されてしまうという予想もあります。
    茨城県とのことで比較的近い位置ではあるので、風向き次第では少しだけ放射能量が高くなる可能性はこの先しばらくはあると思われます。
    ですので、おそらく一時的な避難をしてもこの先しばらく同様の状態が続くと思われますので、避難というよりは引越し等のがいいかと思います。
    そして今後問題となるのはやはりセシウムによる土壌汚染だと思います。
    放射能は目に見えないのでいつどのように多少被曝していたとしてもわかりません。
    将来的にまったく異常がない可能性のが高いですがほんの少しの内部被曝が将来ガンになってしまうということも考えられるのは確かです。
    これは人それぞれ考え方が違うと思いますが、タバコ程度でも発がん性はあります、ですのでちょっとの被曝の恐れも平気な人もいるでしょう。
    逆に仮に基準値を下回ったレベルの微量の放射能物質が含まれる水道水でも飲むのが嫌な人がいます。
    マロンさんが仮に後者である場合、今後しばらくの間続く原発事故で不安の中で暮らさないといけないので、引越しをおすすめします。
    引越しは簡単にはなかなか決めれないものだと思いますので、ご本人でもしっかりと判断して頂きたいと思いますが、仮にもし私が同様の場所にいて、大切な人と共に引越しできるのであれば引越しをしていると思います。

  8. 初めまして!
    管理人さんの穏やかな応答と誠実なアドバイスに感銘した者です。
    今後ともどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。

  9. >coccoさんへ
    ありがとうございます!
    こちらこそ今後とも宜しくお願いいたします。

  10. プルトニウムの重さについてですが、黄砂に比べ、10倍は軽いものです。
    中国の黄砂が、東京まで飛んできますので、残念ながら、日本全国に
    飛散する可能性があります。
    重さについて、私の認識は、放射物質の中では、重いという、認識です。

    本日、気になってチェックしましたが、プルトニウムが、ハワイで常時の
    40倍検出されました。
    日本においては、少なくともシュミレーターで確認し、放射能が
    飛んでくる風向きの場合、マスクは必須だと思います。

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