松本復興相 (防災担当大臣)が被災地である岩手・宮城両知事を訪れ、その対応に対して説教し、最後に報道機関に対して圧力をかける発言をした動画がアップされ話題をよんでいます。その映像が東北放送より放送されましたので、動画を掲載いたします。
松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を
訪ね、両県知事と会談しました。
前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問でしたが、訪問時に知事が出迎えていなかったことに腹を立て、
出迎えていなかったことに対して説教をしたまではよかったのですが、
そのあと、
「この話はオフレコだから、書いた社は終わりだから」
と圧力をかける発言をしました。
これに対し、放送局や新聞社はこれを報道しませんでしたが、唯一宮崎テレビ局のTBC東北放送が放映し、話題を呼んでいます。
松本復興相、宮城県知事を叱責!東北放送の動画
この動画は消される可能性が高いため消される前にぜひ見ておいていただきたいと思います。
※この記事に関してはのちほど追記いたします。
松本龍復興相の発言
説教をした後に「この話はオフレコだから、書いた社は終わりだから」
被災した漁港を集約するという県独自の計画に対しては「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」などと厳しい口調で注文をつけた。
コンセンサスの意味とは?
英語:consensus
意見の一致。総意。複数人間が合意すること。
ビジネス用語としては
英語と同じ意味に加えて、「根回し」を意味することが多く、
上司から部下への業務指示に際して使われる「コンセンサスをとっておくように」は、「あとあとこちらに火の粉が降りかからないように、万事確認しながらうまくやっておくように」の意がこめられた業務の丸投げの最終通告であることもあります。
今回の松本龍復興相の「コンセンサスをとれよ」との発言は、上記のような意味になります。
松本復興相 辞任
こういった発言から批判が相次ぎ、7月5日に松本復興相が辞任いたしました。