4月19日に二階級制覇を成し遂げたボクシング界にとっては偉大なエドウィン・バレロがベネズエラの拘置施設内で首をつって自殺しました。
酒をやめられず妻を殺害し、逮捕された直後のことでした。
初めてこのニュースを知ったときはボクシング好きの私としてはバレロのことも知っていたので、驚きを隠せませんでした。と同時に「可哀想に」だとか、「もっと活躍する姿を見たかった」というような感情も正直ありました。
今にして思うと、
なんてバカな感情を抱いていたんだと自分自身腹が立ちます。
妻を殺害したという事実を私自身がもっときちんと認識するべきだったと思いました。
世界各国のボクシング関係者の声は、
米国でのバレロをプロモートしていたトップランク社のドン、ボブ・アラムさんの言葉
ボブ・アラム:
『本当の悲劇が起きてしまった。何が悪いとか誰が悪いとか…責任を負わせる理由も必要もないよ。
マネージャーだったホセ・カスティーリョや大統領のウーゴ・チャベスとか本当に多くの人がトラブルの多かったバレロを助けようとしていた。
チャベス大統領は間違いなく残された彼の子供達の面等を見るだろう。バレロが奥さんを殺害したと聞いた時は本当にショックだった。でも彼が自殺したと聞いた時はそれ程驚かなかったよ。こういう終わり方になって残念だけど、彼が自分の妻に何をしたか気付いた時、他に選択肢はなかったんだろう…。
最初に我々のスタッフだったトッドが日本の本田会長から彼のことを聞いたんだ。様々な問題を抱えているってね。ドラッグやアルコール等の乱用もあったみたいだ。何とかしようと尽力したんだけどね…。安らかに眠ってくれとしか言えないよ。彼が自分の命を断つ決断をしたのが彼の最後の行為なんだからね。どうやって考えたって悲劇だ。残りの人生を牢獄で過ごすのを避けたんだろう。S.ライト級で2試合やらせたかった。その後はパッキャオだ。凄い試合になっただろうに。でも今はもう関係ない。安らかに休んでくれ。』
などでした。どこの発言も妻を殺害したという事実をハッキリと批判しにくいようですが。
妻を殺害という悪行を許すことは到底できません。
バレロを英雄扱いになどできるはずもありません。
ボクサーとしては偉大でも人間としては最低の人間で、栄光のボクシングの歴史に名を轟かせることはあったとしても、許されるべき人ではありません。
なぜもっとも愛さないといけない妻を酒に溺れて殺めてしまうのか。。。
これもバレロが持っていた”弱さ”だったのかもしれません。
今日の一言
「人は誰でも弱さを持っている」
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