鳩山由紀夫元首相、政界引退!ブログに想いを綴る

鳩山由紀夫

民主党の鳩山由紀夫元首相)は21日夕、北海道苫小牧市で記者会見し、来月16日投開票の衆院選に立候補せず政界を引退すると正式に表明しました。

消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)推進など現政権の方針に対して反対の意思を表明していましたが、野田首相が、こうした政策への賛同を公認条件としており、このままでは「公認されないと知った。これでは戦えないと判断した」と引退理由を説明しました。

引退について鳩山由紀夫HPの活動情報というブログに「不出馬にあたって」という題名で想いを綴っております。

野田首相との会談

都内の民主党本部で野田首相と約10分間会談し、政界引退の意向を伝えた。

「考え抜いた揚げ句、決断した。第三の人生を歩みたい。古い政治に戻さないよう、政権交代でやろうとしたことをしっかり前に進めるため頑張ってください」と野田首相に述べた。

これに対し首相は「元首相の決断なので、重く受け止めます。党勢拡大に努め、政権交代の先頭に立っていただいた。多大な貢献に感謝したい」と応じた。

鳩山由紀夫 引退後

鳩山氏は、引退後は、首相を辞任するきっかけともなった沖縄の基地問題に関わりたいとした。

「私の政治力の不足で、残念ながら、沖縄の基地問題は解決に至りませんでした。政界を引退したあとも、どんな小さなことであっても、沖縄の皆様方の役に立つことであるならば、少しでも、お役に立てればありがたい」と会見。

鳩山氏は、後継を指名せずに、民主党は、北海道9区からの候補者を早急に決定する考え。

鳩山由紀夫 ブログ「不出馬にあたって」

引用元→鳩山由紀夫オフィシャルホームページ「不出馬にあたって」

政界を引退するにあたりまして、これまで私を支えてきて下さった国民の皆さま、地元の皆さま、後援者の皆さまに、何より感謝を申し上げたいと思います。
また、同じように、長年、私を支えてくれた友人、スタッフ、家族に、心から感謝したいと思います。
波瀾万丈の政治人生でしたが、多くの方々に支えられ、ここまでやってきました。政治家としては、やはり幸せな人生だったと思います。

政界を引退するにあたって、二つだけ、後輩の政治家の皆さん、同志の皆さんにお願いしたいことがあります。

一つは、私が首相を退陣するきっかけともなった沖縄の基地問題です。
いまも、米軍の不祥事が続いています。現状において日米安保体制が必要不可欠の存在であることは申すまでもありません。
しかしながら、これからの日本の政治リーダーには、いかにして、我が国及び東アジアの平和と安定と、沖縄の皆さんの負担の軽減との両立を図るかに、たとえそれが匍匐前進であろうとも、日々努力を積み重ねていただきたい。
普天間基地の早期移転、あの美しい島から米軍基地を減らしていく努力を続けることを次の世代の皆さん方に心からお願いしたい。
私の政治力の不足で、基地問題は解決に至りませんでしたが、私の沖縄への思いに誓って嘘偽りはありませんでした。政界引退後も、どのような小さなことでも、沖縄の皆さんのお役に立てることがあればと願っています。

もう一つ、これも沖縄の基地問題にも関わることですが、平和外交という点です。
いま、内外ともに一部の人々の、勝手気ままな威勢のいい発言や目先の人気取りの行動が、我が国や東アジアの平和を脅かしかねない状況を作り出しています。ことに日中、日韓の関係は、非常に厳しい状態になっています。
日中韓、三カ国は、スポーツや文化交流を通じて、この四十年、五十年の間に、徐々に友好、親善の関係を作ってきました。それが政治家を含めた一部の人々の心ない言動によって、一瞬のうちに崩れ去ってしまうのは、まことに耐え難いことです。

またジャーナリズムが、そのような発言を煽り、いまにも日中開戦のような記事を書くことにも、大変な危惧を抱いています。
私たち日本と日本人は、もう二度と、決して戦争を起こしてはならない。
外交は忍耐の積み重ねです。その場しのぎの、勇ましい言葉は、国の将来を危うくします。いまこそ、未来を見据えた本当の愛国心が、問われているのだと思います。
東アジア共同体は絵空事ではありません。それは遠い夢かもしれませんが、実現可能な夢だと私は信じます。今後は、一民間人として、この夢の実現に向けて、微力ながら努力を重ねていきたいと思っています。

私が愛した民主党の同志たちには、どうか、結党の理念を思い、弱き者、小さき者の声に耳を傾ける政治をしていただきたい。
見えない放射能におびえる、若い母親たちの気持ちに、心を寄せる政治をしてもらいたい。それは、理屈や数字だけの事柄ではないのです。
経済や金融をもてあそび、ここでも勇ましい発言を続け、先祖返りをしようとしている人びとや、目先の人気取りで離合集散を繰り返す人びとと、きちんと闘って下さい。

敵を見誤らないように。

敵を見誤らないために、繰り返します、常に、弱者の声に耳を傾ける政治を心がけて下さい。

次代の日本を担うあらゆる若者に万感の思いを託し、引退の弁に代えさせていただきます。ありがとうございました。

鳩山 由紀夫

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