日本維新の会から東国原英夫・前宮崎県知事(55)が比例九州で出馬することが決まりました。
さらに他のタレント候補では、吉本興業のお笑いコンビ「大蛇が村にやってきた」の富山泰庸(41)や元グラドルの佐々木理江氏(30)などが出馬予定です。
選挙を間近に控え、日本維新の会からはタレント候補を始めとする候補者などが一斉に擁立されてきていますが、準備期間が短く様々な問題も出てきているようです。
日本維新の会、東国原英夫を始めとするタレント候補一覧
日本維新の会はタレント候補と次々と擁立しており、その中でも一番注目されている人物が前宮崎県知事で東京都知事選で石原慎太郎に敗れた東国原英夫氏です。
東国原英夫氏の出馬により、さらなる知名度アップと人気を勝ち取ると予想されています。
さらには吉本興業のお笑いコンビ「大蛇が村にやってきた」の富山泰庸(41)や元グラドルの佐々木理江氏(30)が出馬決定。
日本維新の会、政策撤回など迷走する橋本氏
タレント候補の擁立について橋下氏は今週の街頭演説で「市長も知事も経験のない議員が日本国家を運営できるわけがない」と語っていました。
しかし現在の維新の公認132人のうち市長・知事経験者は数えるほどしかいません。
さらに目玉政策だった企業・団体献金禁止や脱原発も撤回するなど、焦りや迷走が目立って来ました。
このままでは民主党が解散総選挙を早めた理由の1つである第三極の準備期間をなくすためという思惑がぴったりと当てはまってしまいます。
また、数千万円と言われる選挙資金は候補者の自腹で、広報費としてさらに100万円を日本維新の会に支払わなければならないということもあり、京都1区の公認候補として発表した会社員の野口昌克氏(35)が、選挙資金不足を理由に出馬辞退をしたというニュースもあります。
選挙までの期間が短く、非常に不安定な状態の中、日本維新の会はどれだけ議席を取れるのでしょうか。