中国での大気汚染が続き、先日日本へも飛来したPM2.5の問題で、環境省は影響が心配されている大気汚染物質PM2.5に関する専用ホームページを12日に開設しました。
環境省のPM2.5の専用ホームページURL
微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html
都道府県別の観測値や、去年の数値との比較もできます。
微小粒子状物質(PM2.5)とは
大気中に漂う粒径2.5μm(1μm=0.001mm)以下の小さな粒子のこと。
従来から環境基準を定めて対策を進めていた粒径10μm以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)よりも小さな粒子で、専用のマスクでないと防ぐことができません。
市販のサージカルマスクではなく粉塵対応の粉塵マスクと呼ばれるマスクでないと防げないと言われています。
PM2.5は粒径が非常に小さいので(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響を及ぼすと言われています。
中国ではすでに人口の4分の1に当たる6億人がこのPM2.5による影響を受け、内8600人以上が死亡しています。
PM2.5の日本での予防方法
- 洗濯物は部屋干しをする。
- 換気は極力せず、室内で空気清浄機などを利用する
市販の空気清浄機・人気順一覧 - ※外出の際はマスクを利用する。
pm2.5用マスク
※pm2.5は超微粒子なので有効なマスクが限られております。
汚染物質PM2.5(硫酸塩エアロゾル)に有効なマスク「防塵マスク」N95規格
N95マスクの購入先
防塵マスクは見た目が。。。という方は立体マスクやサージカルマスクといったマスクだけでも装着しておきましょう。
立体マスク・サージカルマスクの購入先