高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の落下事故から落下した中継装置を引き抜く復旧作業に入っておりますが、落下装置の引き上げを実施する日が23日に決定したようです。
もし失敗するともっとも危険な原発の仕組みである「高速増殖炉」ということもあり、制御不能に陥り、爆発する危険性もあるということから注意が必要です。
もんじゅ爆発時の避難範囲と被害範囲についてはこちら
もんじゅ原発の落下装置の引き上げ作業は現在まで20回以上失敗している
去年の8月に事故がおこってから現在まで20回以上引き上げ作業が行われておりますが、どれも成功しておりません。
すでに復旧作業に17億円以上を投資しており、このままだと費用がかさむので、なんとか復旧し、今年中に稼働させたいようです。
さらに今回は引き上げるための装置を10億円かけて制作したようで、重い上蓋ごと引き上げる仕組みになっておりますので、危険性のほどは定かではありませんが、新たな試みなので23日の作業結果ニュースに対しては注視しておきましょう。
管理人様
いつも早い情報を分かり易く丁寧な記事にして頂き感謝しながら読ませて頂いております。
福島原発も全く収束の兆しがないまま…また『もんじゅ』も失敗したらと考えただけでも恐ろしく不安でたまりませんが…どういう状況なのか把握させて頂けているのでパニック状態にならずに過ごせております。
福島も敦賀も どうか作業が成功して収束するよう祈るばかりです。
でも…もんじゅは成功したら再稼働の予定なのですね。難しい事は分からないですが…今まで原発で作られた電気の恩恵を受けていたのに勝手かも知れないけれど、やはりここまで危険な原発…出来る限り廃止する方向でお願いしたいと強く思います。
>らんめりさんへ
もんじゅは無事成功したようでよかったです。
やはり国は原発推進の方向で動いてはいるようです。
ですが、管直人首相が少しではありますが脱原発へ向けた行動をし始めているようですし、脱原発の活動が世界各地で行われておりますので、多少は今後変化がありそうです。