「幹部は死んだっていい。俺も行く」 原発事故時の菅元首相の発言を東電が記録

原発事故時の菅元首相の発言を東電が記録

去年3月15日の時点で首相が
「60(歳)になる幹部連中は現地に行って死んだっていいんだ。俺も行く」

「プラントを放棄した際は、原子炉や使用済み燃料が崩壊して放射能を発する物質が飛び散る。チェルノブイリの2倍3倍にもなり、どういうことになるのか皆さんもよく知っているはず」
「撤退したら東電は百パーセントつぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ」という発言を東電にしていたことが今日報道されました。

政府は危機的状況をよく理解したうえで国民には伝えてなかった

このときに東京都に住んでいた方は、この発言からもわかるように最悪の事態が起こった場合、確実に大量の被曝をしていたということです。チェルノブイリの2,3倍ということは、放射性物質は雨に乗って周辺住民、特に子供は甲状腺がんになり、チェルノブイリと同等でも、その年代の子供がほとんど亡くなってしまうぐらいなので、医療が進んだ今でも大半の子供が亡くなり、多くの子供が病気に苦しみ、多くの大人も被曝し、ガンや病気に苦しむ地獄絵図のような関東地方になっていたということが予想されます。

そのときの予想被曝範囲はこのブログでも紹介しましたが、チェルノブイリ事故と同等と計算した場合でも、東京都を超えて、神奈川まで達してました。

ましてやそれの2,3倍と言うぐらいなので、想像以上のものだったでしょう。

それがギリギリ免れたから良かったものの、その一歩手前までいってしまっていた事実をみなさんどう思われますか?

自分は運良く危機的な状況を知ることができたので、親しい人には逃げたほうがいいと伝えましたが、やっぱり仕事などがあり、避難しにくい状況でした。

おそらくその人が避難をすると決意したとしても、会社の上司が許してくれなかっただろうと思います。それは真実を会社の上司が知らなかったから、危険だと認識していなかったから、いざとなれば逃げれると考えていたからのどれかだろうと思いますが、いざとなったときに政府は伝えてくれるでしょうか?

いや伝えなかったでしょう。

それはこれまでの政府の対応を見れば一目瞭然ですよね。

だからこそ正しい情報、”真実”をもっと国民に伝えないといけない、そういう情報網を形成しなければいけないと思います。

今回、上杉隆をはじめとするフリージャーナリストの情報はおおかた正しかったといえますが、その情報を持っている人は少なく、情報網をもってない人は政府の発信する嘘の情報で安全だ!と認識してしまいます。

今回最悪の事態は免れましたが、一歩手前までいっていたとき、本当なら避難するのが正解でした、事態が起きてからではあきらかに遅すぎるほど危険性があったからです。

全国民に正しい危機感を。真実を。

もっと伝える活動ができたらいいなと3.11以来思い続けています。

「幹部は死んだっていい。俺も行く」 原発危機的状況に菅元首相 東電が発言詳細記録→http://goo.gl/y7i1K

2 thoughts on “「幹部は死んだっていい。俺も行く」 原発事故時の菅元首相の発言を東電が記録

  1. 小出裕章:「福島第一原発4号機が倒壊したら、おしまいです」

    今でも4号機はまずい状態です。

    日本全体が汚染されるかもしれない・・・

  2. 4号機燃えたら大変なので特殊な薬剤で消すらしいです。米軍と政府が持ってます~北半球危ないのです。日本どころか世界中拡散です。

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