中国からの黄砂の影響でPM2.5の濃度も上昇する

中国黄砂とともにPM2.5が飛来

中国で発生した黄砂が日本へ飛来してくるというのはいつものことですが、今回は黄砂だけでなくPM2.5などの汚染物質も共に飛来しております。

さらに黄砂に吸着して飛来してくるPM2.5も含まれるため、さらにPM2.5の濃度上昇も懸念されるようになります。
特に3月8日、9日、10日の3日間はPM2.5と黄砂によるかなりの汚染濃度が予測されています。

中国の黄砂の影響でPM2.5の濃度が上昇

中国大陸の低気圧による上昇気流により黄砂・PM2.5が巻き上げられ、偏西風にのり今週末に日本にかなりの量が舞ってくると予測されております。
今までは関西地方中心でしたが、関東地方も同様に汚染濃度の上昇も見られており、埼玉県では一時的に暫定指針値(1立方メートル当たり1日平均70マイクロ・グラム超)を超えた地域もありました。

大気汚染粒子予測(動画)
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj_movie_casu.html

関東地方でもPM2.5の濃度上昇

でもわかるように明後日10日の汚染濃度がかなり高いことがわかります。

PM2.5は肺がんなどを引き起こす大変危険な物質です。濃度が上昇した地域では卒業式なども延期されるほどです。
今週末は予防対策をしっかりと実行し、お出かけの際は必ずマスクを着用するようにしてください。

具体的な黄砂・PM2.5の予防対策は下記を参照してください。

中国大気汚染、西日本到達!汚染物質PM2.5(硫酸塩エアロゾル)の予防方法と汚染地図

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