尖閣諸島周辺で中国海軍の艦船が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射した問題

尖閣諸島周辺で中国海軍の艦船が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射した問題

沖縄県・尖閣諸島周辺で中国海軍艦船が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用レーダーを照射した問題で、戦争が始まる?という懸念の声も上がっていますが、実際にレーダー照射というのはどのような状態を示すのかということと、事の重大性について。

中国海軍が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射という状態について

中国海軍が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射という状態

レーダーを照射というのは鉄砲で言えば、銃口を相手に向けて引き金を引く一歩手前の状態です。

威嚇という行為の中でも日本の海上自衛隊からすれば、いつ撃たれるかわからないので戦闘準備を始める緊迫した状態です。
実際に射撃管制用レーダーの照射が武器使用に至る前の「最も戦争行為に近い」危険な事態と言われています。

元米国務省日本部長のケビン・メア氏は6日、国会内で
「米軍なら反撃する」「中国海軍は規律が良くないし、あまり訓練もされていない。非常に危ない」
という発言をしています。

これらのことからもレーダー照射という行為は日本海軍が身の危険からもし反撃をしてしまった場合、大規模な戦闘が起こっていた可能性も否定できません。

今回の事件を皮切りに日中間の尖閣諸島をめぐる問題がさらに大きくなりかもしれません。

中国外務省は知らなかったという立場を示しました

レーダーを照射した問題で、中国外務省の華春榮報道官は6日の定例記者会見で「われわれも報道によって初めて知った。関係部門に聞いてほしい」と繰り返し述べ、外務省としては事実関係について、直接、知らなかったという立場を示しました。

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