どん兵衛などで有名な日清がサッポロ一番などで有名なサンヨー食品を含む2社を提訴しました。
内容としては、従来は縮れていた即席麺をストレートにする製法の特許を侵害しているとのことです。
大手業者の提訴なので、話題になっています。
日清がサンヨー食品を提訴の詳細
即席麺の製法で特許権を侵害されたとして、「どん兵衛」などで知られる「日清食品ホールディングス」(大阪市)は3日、「サッポロ一番」シリーズなどを販売するサンヨー食品(東京都)など2社に対して、11商品の製造・販売の差し止めと約2億7千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした、と発表した。
日清によると、問題となっているのは、従来は縮れていた即席麺をストレートにする製法。
同社は平成21年10月、まっすぐな即席麺を効率的に製造する技術の特許を登録し、「どん兵衛天ぷらそば」や「日清焼そばUFO」などに使用している。
この技術について、サンヨー側の「サッポロ一番オタフクお好みソース味焼そば」や「サッポロ一番ちゃんぽん」など11商品が日清側の特許権を侵害しているとして、訴訟を提起したという。
日清は「即席麺をストレートにすることできれいにほぐれ、なめらかなのどごしを味わえる。この製法は革新的な技術だ」と主張。
11商品の製造・販売の差し止めを要求していることから、裁判の行方によっては、今までの人気商品が市場から消えてしまうかもしれません。
裁判の動向が気になるニュースですね。