水野敬也さんの「夢をかなえる象」という本。
もの凄く人気で、テレビドラマにも2度なるほどなので、読んだ方も多いと思います。
私はドラマも見たことがなく、話題だけは知っていて、水野敬也さんのブログがおもしろすぎたのでブックマークするぐらいのファンだったのですが、水野さんが書いた本は一冊も読んだことがありませんでした。
amazonの口コミ欄のコメントや評価がものすごく良いということと中古で300円で売っていたということもあり、初めて購入して読んでみました。
本当に素晴らしい本でした!
夢をかなえる象のあらすじ
主人公はどこにでもいる普通のサラリーマン。彼はこれまでにも自己啓発の本を読んだり、自らを変えようとしていたが、三日坊主の性格が災いして失敗し続けていました。
そして、会社の先輩の友人が開いたパーティーに出席した彼は、そこで有名人やアイドルの友達が談笑しているのを目の当たりにし、自分の住んでいる世界との差を痛感します。
その夜、彼は泥酔したままインド旅行で買った置き物に「人生を変えたい」と泣き叫ぶと、次の朝、枕元に関西弁を話す謎の生物が。それは置き物から化けて出てきた象の姿をした神様・ガネーシャであった。主人公はガネーシャに振り回されながらも、夢を成すためにガネーシャの課題を行うことになる。
夢をかなえる象の素晴らしい点
この本の何が素晴らしいかというと、成功したい人はよく自己啓発の本とか成功者の言葉でモチベーションを上げて頑張るという方法があると思います、実際私もそうです。
ですが、この本を読んだときに今まで読んでた本とは違った角度から成功するために必要なことをまとめて教えてくれて、それが本当に心に響きます。
読み終わった後に心から
よし!頑張ろう!
と思えました。
自己啓発の本を読んでもこれほど心に響いたことは正直ありませんでした。
夢をかなえる象では「与えた課題を実践し、身につくまで継続することが大切である。」 と書かれています。
自分が変わることに期待している間は頑張れますが、時間がたつと「やっぱり自分は変われない」という思考になり、それが結局は成功したい人が成功できない一番の理由だとし、継続した努力の大切さを教えてくれます。
夢をかなえる象はこういう人におすすめ
- 成功したいのに努力ができない人
- 仕事をして飲んで帰る毎日に嫌気がさしている人
- 何かしないといけないと思っているのにまったく行動できない人
- 小説が好きな人
笑いもありかなり読みやすい本でなので350ページ程度の小説ですが、スラスラと読めてしまいます。
成功したい!金持ちになりたい!変わりたい!夢を叶えたい!そんな方は一度この本を読んでみるとさらに努力できる人になれると思います。
夢をかなえる象について
2008年上半期の一般書籍(総合部門)で82万部を売り上げ、同期で最も売れた作品。
日経MJが2008年上半期に発表したヒット商品番付にもランクインしている(書籍でランクインしているのは他には『蟹工船』のみ)。
なお、著者印税の一部が慈善団体に寄付されている。
夢をかなえる象
夢をかなえる象2も出ています