衆議院が解散し、次期選挙へ向けて各政党が動き出しているニュースが流れていますが、橋本市長の日本維新の会や石原慎太郎氏の太陽の党、小沢一郎氏の国民の生活が第一などの次期選挙で注目される第三極の政党をまとめてみました。
今までの2大政党は民主党と自由民主党
これまでは自由民主党と民主党の2つの政党が政権を争っており、民主党が現政権を握っております。
民主党は現首相の野田首相を始めとする政党です。
橋本徹の日本維新の会
2012年9月28日に大阪市長の橋下徹によって設立された。
橋下徹・松井一郎・浅田均の3人が中心となり発足した地域政党『大阪維新の会』を母体とした国政政党。
2012年11月16日に太陽の党と合流することとなりました。
名称 | 日本維新の会 |
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英語名称 | Japan Restoration Party(JRP) |
代表 | 石原慎太郎 |
代表代行 | 橋下徹 |
特徴 | 石原慎太郎の太陽の党と合流することで第三極として十分な勢力になり、次期選挙一番の注目党となりました。 みんなの党とも連携して選挙協力することに。 |
政策 | 次期衆議院選挙までに政権公約をまとめるとしています。 |
石原慎太郎の太陽の党
旧式名称は「たちあがれ日本」。2012年11月に石原慎太郎氏の加入により「太陽の党」と名称を変更しました。
2005年に自由民主党を離党した平沼赳夫と2010年(平成22年)4月に自民党を離党した与謝野馨らが民社国連立政権に対する批判層や保守層の受け皿として平沼・与謝野・園田博之・藤井孝男・中川義雄・石原慎太郎を発起人、平沼を代表、与謝野を共同代表として4月10日に党を結成した。
次期選挙へ向けて太陽の党は大阪維新の会に合流することとなり、解党されました。
名称 | 太陽の党 |
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英語名称 | The Sunrise Party of Japan |
代表 | 石原慎太郎 平沼赳夫による共同代表 |
特徴 | 橋本徹の日本維新の会と合流することとなり解党に。 |
小沢一郎の国民の生活が第一
2012年6月26日に衆議院で採決された消費税増税法案に反対し、民主党に離党届を提出中の衆議院議員37人と同党を離党した参議院議員12人、計49人により7月11日に結成されました。
名称 | 国民の生活が第一 |
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英語名称 | People’s Life First |
代表 | 小沢一郎 |
特徴 | 結党経緯により「反消費税増税」を掲げ、将来的な脱原発を唱えている。 党議拘束を否定している点。 |
政策 | 国民の生活が第一は、「いのち」と「暮らし」と「地域再生」をキーワードに、3つの政策に、「消費税増税の廃止」、「原発ゼロ」、「地域が主役の社会」を挙げた |
渡辺喜美のみんなの党
自由民主党を2009年1月13日に離党した渡辺喜美が中心となって発足した政党。
次期選挙では注目される第三極のうちの1つとして名があげられています。
名称 | みんなの党 |
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代表 | 渡辺喜美 |
特徴 | 現在のキャッチコピー「増税の前にやるべきことがあるだろう!」 日本維新の会と選挙協力することに。 |
政策 | 脱官僚、地域主権、生活重視。及び、小さな政府、活力重視、日米同盟基軸、脱原発。 |
第三極の政党の連携
日本維新の会と太陽の党との合流、さらにみんなの党との連携による第三極の政党の勢力が増大していっています。
今回解散総選挙を早めた理由として第3勢力の選挙準備前に選挙を行いたいといった考えが民主党にあったとされていますが、事実日本維新の会は、現在候補者がまだ発表されていません。
今後の動きが明暗を分ける選挙戦になりそうです。
政党一覧
政党名 | 衆議院 | 参議院 | 計 |
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民主党 (1998-) | 0(234) | 88 | 88(322) |
自由民主党 (1955-) | 0(118) | 83 | 83(201) |
公明党 (1964-1994,1998-) | 0(21) | 19 | 19(40) |
国民の生活が第一 (2012-) | 0(45) | 12 | 12(57) |
みんなの党 (2009-) | 0(6) | 8 | 8(14) |
日本維新の会 (2012-) | 0(7) | 7 | 7(14) |
日本共産党 (1922-1924,1926-) | 0(9) | 6 | 6(15) |
社会民主党 (1945-) | 0(6) | 4 | 4(10) |
みどりの風 (2012-) | 0(2) | 4 | 4(6) |
国民新党 (2005-) | 0(3) | 3 | 3(6) |
新党大地・真民主 (2011-) | 0(3) | 2 | 2(5) |
新党改革 (2008-) | 0(0) | 2 | 2(2) |
沖縄社会大衆党 (1950-) | 0(0) | 1 | 1(1) |
減税日本 (2010-) | 0(5) | 0 | 0(5) |
新党日本 (2005-) | 0(1) | 0 | 0(1) |
改革の志士 (2012-) | 0(1) | 0 | 0(1) |
(無所属) | 0(18) | 3 | 3(21) |
各政党共根幹が見えず政策が曖昧。
何を基準で選ぶかな悩んだあげく原発問題としました。
原発ゼロ、反対は私の考えではNG。
福島の問題は確かに重大です。
かと言って、積み上げた技術(=日本の経済の有力な素材)を
みすみす捨てるのはどうかと。
日本がそれを捨てても中韓他率先して進めていくでしょうし
ライバルの居なくなった時点で、その他国大喜びするでしょう。
古くは造船、重工が斜陽になり、現在では家電、自動車、主要産業がもしかしたら斜陽になりつつある現在、なぜ政治家が原子力技術を否定し止めるというのか。
私は原子力に携わる人間では有りませんが、日本の貴重な
技術であることは認識しております。
福島の経験を生かして日本にあるべく原発を構築し、かつ海外輸出に向けることが日本を現状のデフレスパイラルから
脱却する一つの手段であることは否定できません。
ありがちな支持地盤の意向に左右それる政治はもうたくさんです。