民主党元代表小沢一郎被告の無罪が4月26日に確定しました!
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、市民を構成メンバーとする検察審査会の判断によって、政治家として初めて強制起訴、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪に問われていた民主党元代表小沢一郎被告。
大善文男裁判長は「虚偽記入について、故意や共謀を認めることはできない」として無罪を言い渡した。
検察官役の指定弁護士は禁錮三年を求刑していました。
小沢元代表無罪の理由
最大の争点は、政治資金収支報告書の虚偽記入について、元秘書らとの共謀の有無でした。
大善裁判長は判決理由で、石川議員について「元代表から受け取った四億円の原資についてマスコミなどからの追及を恐れ、借入金として報告書に記載しなかった」とし、池田光智元秘書(34)とともに収支報告書にウソの記載をしたと判断。
さらに、秘書が元代表の政治的立場や金額の大きな事柄について独断で判断できないとし、元代表は石川議員から二〇〇四年十月に購入した土地について、同年分の収支報告書に記載せず、翌年分に記載することの報告を受け、了承していたと認めた。
だが大善裁判長は「元代表は収支報告書に計上する必要性を認識していなかった可能性があり、虚偽記入の故意や共謀は認められない」と結論付けた。
検察審査会の議決による起訴の有効性も争点だった。公判では、石川議員を取り調べた元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)が作った捜査報告書に実際にはないやりとりが記載されていたことが発覚。
小沢元代表の無罪判決を受けて輿石幹事長が党員資格停止処分を解除する方針
起訴されていた問題で小沢元代表は党員資格停止処分を受けていましたが、この無罪を機に解除、再始動いたします。
小沢元代表といえば、消費税増税に反対を示していることもあり、もともと影響力の強い方だったので、その動きが注目されます。